なにげなく開けた引出しから
色褪せた写真が出てきたんだ
その中の僕は笑っていたんだ
それは羨ましくなるくらい
意味もなくはしゃいでいた
いつも笑っていたんだ
僕らはそれだけで
青い羽を広げて
空の向こう側には
きっと何かが待っていると
いつの間にかあの頃の想いは
この写真のように色褪せていた
今やっと僕は思い出したんだ
青い羽の広げ方を
目に見えるものだけを
ただ信じた
いつかは飛び立てるだろう
青い羽を広げて
空の向こう側には
きっと何かが待っていると
飛び立てるだろう
羽を広げて
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