高汐巴
微風のマドリガル – 高汐巴
好きだよ君が
でもわからないのさ
何と云えばよいのか
清らかな花を見て
ただずむだけなんだ
微風の中で
好きだよ君が
からだじゅうの血が
激しくかけめぐる
熱い砂にやかれて
瞳はつぶれそう
あまりの眩しさに
好きだよ君が
まるい君の肩を
この腕に抱かせて
アネモネの白い花を
摘むようにやさしく
微風の中で
好きだよ君が
でもわからないのさ
何と云えばよいのか
清らかな花を見て
ただずむだけなんだ
微風の中で
好きだよ君が
からだじゅうの血が
激しくかけめぐる
熱い砂にやかれて
瞳はつぶれそう
あまりの眩しさに
好きだよ君が
まるい君の肩を
この腕に抱かせて
アネモネの白い花を
摘むようにやさしく
微風の中で
にじむ街の灯(ひ)を ふたり見ていた桟橋に止めた 車にもたれて泣いたらあかん 泣いたらせつなくなるだけHold me tight 大阪ベイブルースおれのこと好き
今夜もまた ここでお別れサヨナラと云わないでね白い夜霧 揺れる町の灯おやすみ 明日までああ いつの日まで続く恋なの消えてゆく あなたの後ろ姿だけせめてもの夢なの
バウを見るのだあのバウ・スプリットを十字の印のバウの彼方を(に)……バウを見るのだあのバウ・スプリットを十字の彼方に幸せがあるさあ 十字架に帆を張り十字架に導か
緑の風に運ばれて静かに 遥かに 響くあの鐘の音に何故か知らず ときめくこの心は明るい光浴びていつか花の香りにあふれさわやかな そよ風に七色の虹の夢青い空に流れて
愛 愛 愛 愛こそ強く愛 愛 愛 愛こそ気高く愛 愛 愛 愛こそ美し愛 愛 愛 愛こそ貴し例え苦しみに包まれようとも人の世に愛あれば怖れるものなしかなしい泪に流
誰かが僕を呼んでいる何かが僕を待っている秘密がいっぱい謎を呼ぶ事件がトリックしかけた罠のなか冷静沈着あらゆる事態にこの世のトラブルただすためひとりぼっちでどこま
くれないの絹の帆影にかぐわしき香り立ちこめシドナスの流れ身をふるわせ漣(さざなみ)は悦びにざわめくあれは君 クレオパトラ誇らかに艶やかな姿あれは君 クレオパトラ