夕凪 – 風

ふと言葉がとぎれたとき
こがね虫が飛び込む
夏 夕暮れ 風が止まる瞬(ひととき)の間に
うすけむり たなびけば……
君のそばは 君のそばは
うすむらさきの芳り

月夜に蔭れているのは
めくる明日の幸せ
タ顔の花 君の笑顔 透(すきとお)る白さを
簾越しにくらべては……
君のそばは 君のそばは
うすむらさきの芳り

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終りのない唄 – 風

今日まで悲しいこともあったしときには腹をかかえて笑ったそして何度か唄うことがとても苦しいものだと思ったそれでも僕は唄ってゆきたい誰かが聞いてくれる限りたとえばそ

まぶしすぎる街 – 風

俺はいつからうつむいて歩くことを知ったのか俺はいつからやさしさがむごいことと知ったのか夕焼けに背中を見せ都会のビルにあかりがともる誰もいない部屋を俺は今飛び出し

あなたへ – 風

あたたかそうな笑い声が窓越しに今日一日が なんとなく暮れていくそんな毎日の中でふと自分にもどり淋しさが急におとずれるとしたらあなたが今日も一人でいると気付いた時

ふるさとの町は今も – 風

この街にも住みなれたそしてこの暮らしにも使いなれぬ言葉を時折耳にしながらふと そんな時ふるさとを思い出しますふるさとの町は今も大きく見えるでしょうかぐちをこぼし

三丁目の夕焼け – 風

黄色くきばんだ写真に過ぎし日の思い出をみつけて僕は一人で昔をなつかしむ三丁目の夕焼け忘れてはいません今も胸の中に残っています。あんちゃんに手を引かれる影が長くの

何かいいことありそうな明日 – 風

毎日がおもしろい程過ぎてゆく君と暮らす毎日も 平和すぎる程「今日は早く帰るつもりだったけど田舎のやつにさそわれてねほら あいつに引越しのとき世話になったろうだか

あとがき – 風

夕陽が線路に向かって沈む頃疲れた足取り急がせていたのは君のあたたかな言葉を知っていたからだろう許しあえた心が崩れた部屋に残されてたのは小さな合鍵ひとつ………テー

男は明日はくためだけの靴を磨く – 風

夕暮れの街並がすこしづつ暗くなってゆくひとりの男が今日も坂道を下りてくるアパートのドアを開け手さぐりで灯りをつけた時今日一日がふと目の前を通り過ぎるひとり暮らし

男物のシャツ – 風

男物のシャツを着けて眠る癖を僕は君におしえないのになぜ 君はいつも過去に翳りがあるなら心閉ざせる扉さえあるのに君の別れと幸せ肩でおどけている男物のシャツの袖を折

トパーズ色の街 – 風

あの娘は小麦色の腕でこの頃オフィスの窓辺でさタイプうってるよこの夏のすぎた日々をかきけすほどの音に何も忘れて秋だと云うのに街はいまだ夏のかおりを残しているから僕

小さな手 – 風

君の小さな手はとてもすばらしい僕の好みをとても知ってるし子供ができたら君はその手で育ててゆきます小さなその手いっぱい抱きしめながらも君の小さな手はとてもすばらし

旅の午後 – 風

今年もこの町へあなたをつれ僕は来た駅前の古ぼけた宿の手すりにあなたは凭れそしてあなたのやわらかな耳朶に午後の陽ざしが透き徹ってとてもきれいにみえる一年前よりもあ

時の流れ – 風

目の前の砂時計をうら返せば時はすぐに流れてゆく煙草をひとつもみ消せば夜がまたすこしだけ短くなった一日の終りが楽しかったりとても悲しかったりしたのはみんな君がいた

星空 – 風

星がきれいね とっても近くに見えるわ 赤い星 青い星私中学校の時バレーボール部にいたのよ恋人? いたわよとっても背が高くて真黒に陽焼けしてシュークリームが大好き

忘れゆく歴史 – 風

小雨が窓をたたく日曜日の朝は一人になったことを また思い出す君のいない朝はこんなにもさみしいものですかいつも君と二人の朝は踏切の音をかぞえながらすこしずつ 明け

君と歩いた青春 – 風

君がどうしても帰ると言うのならもう止めはしないけど心残りさ少し 幸せにできなかったこと故郷へ帰ったらあいつらに会うといいさよろしく伝えてくれきっと又昔のようにみ

あの唄はもう唄わないのですか – 風

今朝新聞の片隅にポツンと小さく出ていましたあなたのリサイタルの記事ですもう一年経ったのですね去年もひとりで 誰にも知れずに一番うしろで見てましたあの唄 もう一度

Bye Bye – 風

人は誰でも皆 愛し愛されて悲しい恋の終わり 知り過ぎてるのにいつかその傷跡 右手でかくして左手でまた誰かを抱くことがなぜできたりする男には女は解らない時がいくつ

夜汽車は南へ – 風

愁いを残して夜汽車は南へ走る時の流れとすれ違うように走る静けさが今 友達なら黙って窓にもたれようどこかで目覚めたばかりの赤ん坊の声がよく響くそのけたたましいほど

冬京 – 風

ぼくの部屋の夕暮れは君が去ったドアの方から始まるあの頃ぼくとそして君の夢は同じものだと思っていたぼくの胸に顔をうずめて潮の香りがすると故郷のない君だからわかるの

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