西村亜希子

男みち – 西村亜希子

丸いものでも 四角でとおす
それが世間というものさ
悔しい涙をかみしめて
背中であおるはしご酒
提灯さびしい 男みち

惚れているのに 惚れたといえぬ
そんな不器用なやつもいる
せめて女の幸福を
おまえにあげたい浮世坂
つよさやさしさ 男みち

晴れてふたりで 盃かわす
そんな時代がきっと来る
泣いてたまるか人生は
山川谷のつづらおり
冬に春待つ 男みち

人気の新着歌詞

さだめ橋 – 西村亜希子

軒を叩いて 降る雨がやせた背中を 重くするあなた今頃 どのあたりおもかげばかりが つきまとう渡りきれない さだめ橋水でうすめた 酒なのに飲めば心に 沁みてくる路

霧笛坂 – 西村亜希子

襟を立てても しんしんと風が素肌に 忍び寄る待って 待って 行かないで心乱して 立ち尽くすあなた愛しい あなた愛しい 霧笛坂せめてひと言 欲しかったきっと帰ると

つれづれ草 – 西村亜希子

酔ったあんたに この肩貸して転んで拾った 五円玉あれから三年 あの大虎が今じゃ可愛い うちの人…つれづれに惚れて つれづれに歌うそんなもんでしょ 人生は人の幸せ

ふるさとだよお兄ちゃん – 西村亜希子

ここから北国 トンネル抜けて赤い夕陽の 山の駅ふるさとだよ お兄ちゃん白い小さな 木の箱にそっと吹いてる 秋風も東京みたいに 冷たくないでしょう手紙の写真に 似

朱鷺の宿 – 西村亜希子

秋が傾き… こぼれる雪につばさ燃やして 鳥がとぶ戻れない 冬の宿あゝ この恋は あゝ 罪ですか白い素肌に 火の想い朱鷺色に 朱鷺色に 染(と)けてゆく雪雲(くも

うず潮 – 西村亜希子

いとしさ憎さが ぶつかりあってうず巻く 日暮れの 瀬戸の海おもいきれずに 旅ゆく胸とどこか似ていて 泣けてくる…やっぱりダメよ 好きだから 好きだからあなた… 

湊みれん – 西村亜希子

泣いて見送る 桟橋は星もない港町あなたいなけりゃ どうにもならない私です行かないで 行かないで呼んでみても届かない…待ちわびた長さだけ 髪を切って忘れたのに 別

人生紙芝居 – 西村亜希子

泣きも笑いも 表も裏もあるから芝居は 面白い浮世という名の 晴れ舞台それぞれ役柄 違うけど見得を切ったり 切られたりあんたもさ あたしもさこの役びしっと はまっ

宇治川の里 – 西村亜希子

夕(ゆうべ)にひらいて 朝しぼむはかない運命に 咲く花よあゝ夕顔は あゝ一夜花あなたに命 かさねても残る涙の 宇治川の里ふたりで暮らせる 夢なんて抱かれたときか

浪花 – 西村亜希子

二度や三度の つまずきでしょげちゃあんたの 身がすたる苦労背おった その肩先に明日の灯りが みえてくる泣かんとこ 泣かんとこ浪花の 意地がある意地がある縁や情け

浮世川 – 西村亜希子

あなたと私の間には越すに 越されぬ 川があるいくら好きでも 愛していてもあゝ…渡る橋がない風が身を切る浮世川哀しい心に 音もなく寄せる 冷たい 細波(さざれなみ

越佐海峡 – 西村亜希子

二度と昨日は ふりむきません決めて 鴎と 越えた海越佐海峡…夕陽の潮路遠く茜の 越後の山がおんな涙をまたさそう男らしさに すがってみてもしょせん かぼそい夢の糸

保津川下り – 西村亜希子

この川を下れば迷いが 断ち切れますかあなたがそっと 差し出した手の温もりの 嬉しさに明日へ踏み出す 激流(みず)の上戻れない 戻れない もう戻れない戻る瀬もない

きずな橋 – 西村亜希子

いいの一緒に なれるなら苦労くの宇も 工夫のくの宇同じ故郷の 風吹くあなたそうよ心は 錦ですついてゆくのは この人と渡る浮世の きずな橋こんなお古で ごめんねと

忍ぶ川 – 西村亜希子

水の流れを 染めて行く赤い夕陽の 紅の帯あなたあなた忘れる 術もなく胸を焦がして 立ち尽くす夢も泡沫 忍ぶ川髪の乱れに 手を当ててもらすため息 なみだ橋肌も肌も

男の酒場 – 西村亜希子

男の酒場にゃ 暖簾がいいね人情沁みた 心があるよ雨に夜風に 振りまわされた男浮世の 男浮世の 味がする男の酒なら 徳利がいいね人肌なんて 心があるよ烟る世間に

うぐいす – 西村亜希子

まるで私の 身変わりに命しぼって 鳴きじゃくるうぐいす うぐいす もういいの愛し恋しで 明け暮れて未練断ち切る 術もない愚痴や弱音を こぼせたらお酒なんかにゃ 

波止場雨情 – 西村亜希子

心結んだ 桟橋なのにふたりを引き裂く 橋になるあなたお願い 行かないで風よあの船 引き止めて波止場しぐれて 波止場しぐれて啼(な)く汽笛灯(あか)りこぼれる 待

人情横丁 – 西村亜希子

昔気質で 極楽とんぼ涙もろくてお人好し人情横丁 裏通り持ちつ持ちれつ 袖すり合わせ縁を結んで 灯が灯る喧嘩神輿は男がかつぐばちは女の情で打つ人情横丁 夢舞台撥を

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