藤田麻衣子

  • always – 藤田麻衣子

    涙 流した日もあっただけどあなたがいたから笑顔を見せられたの 歩き出せない日もあっただけど あなたの声が聞こえた 聞こえたよ 春の木漏れ日みたい 温かい優しさ夏の爽やかな風みたい 力くれる移り変わる時の中で変わらないものがあった いつも いつも いつもあなたは見つめていてくれてたんだね私に出会ってくれてありがとう いつも いつも いつも私はあなたに愛されていたんだね私を見つけてくれてありがとう 心…

  • 漆黒 – 藤田麻衣子

    迷いながら 戸惑いながらあなたに惹かれて止まらない 住む世界が違う痛いほど感じてるその仕草 その視線また心を奪う 先の見えない恋まるで漆黒の闇足を踏み入れたら戻れなくなるのに 迷いながら 戸惑いながらあなたに惹かれて止まらない優しい声 力強さも傷つくとわかっていて ほどけない 出逢う前はまさか自分がこんな恋に落ちるなんて思わずに日常を過ごしてた あなたに染められて纏う漆黒のドレス今までの自分が知ら…

  • できるなら… – 藤田麻衣子

    いつからかな 欲しいものを欲しいと言えなくなったのは 夢見ること しないように蓋して悟ったような顔して どうして 大人になるほど強がりばかり上手になるのかな できるならもっと自分に素直になりたい本当はもっと 弱いし 泣きたいしできるならもっと自分を好きになりたいここが私の居場所だって思える場所 見つけたい 越えられないハードルを簡単に 越える人もいる どんなふうになればいいか答えはわかるのに 変わ…

  • 鏡よ鏡 – 藤田麻衣子

    もっとまともな理由にしてよ 忙しいのは 昔からでしょ嘘がつけない あなたらしさと その優しさが 初めて憎い 伏せたスマホと うつむくあなた乾かしただけの髪が私に悟らせる あなたよ あなた世界で一番 大好きな人は誰?言わなくていい わかっているからだけど今はもう少しだけ 私を映していて その子と紡ぐ 物語では 私はきっと 悪役でしょう安心してね 毒リンゴなど 差し出す勇気 もってないから 前にあなた…

  • タンポポ – 藤田麻衣子

    フワフワ 空を舞うあの綿毛みたいに気ままに飛んで風に流されていけたらどんな気持ちだろう ただ過ぎてく日々に追われてばかりいて思うように何かを残せるわけでもないこんな自分にため息 厳しいことばかり隣の芝生は青いもしも ここじゃないどこかにいたら…うまくいくの? ここで花を咲かせよう笑顔の自分 思い描いて歩道の隅で強く元気に揺れるタンポポは誰かに植えられたんじゃなく舞い降りた この場所で咲こうと決めた…

  • 漆黒 – 藤田麻衣子

    迷いながら 戸惑いながらあなたに惹かれて止まらない 住む世界が違う痛いほど感じてるその仕草 その視線また心を奪う 先の見えない恋まるで漆黒の闇足を踏み入れたら戻れなくなるのに 迷いながら 戸惑いながらあなたに惹かれて止まらない優しい声 力強さも傷つくとわかっていて ほどけない 出逢う前はまさか自分がこんな恋に落ちるなんて思わずに日常を過ごしてた あなたに染められて纏う漆黒のドレス今までの自分が知ら…

  • ありがとう – 藤田麻衣子

    ある時 幼い息子が一生懸命 私の手を引いて 連れて行ってくれた所はスロープでした 公園にみんなで行った時嬉しくなって走り出す友達のなか 娘だけが一人で戻ってきた 私の手 引いて階段を一緒に降りてくれる優しさ嬉しい気持ちと 申し訳ない気持ちが忘れられない いつも謝ってばかりいた今でもそうだけど「ごめんね」より「ありがとう」と言おうと決めました 私ががんばろうと思うのは子どもたちにかっこいいお母さんだ…

  • 足音 – 藤田麻衣子

    ドアが開く前にもう足音で気づいてた大好きな人がやっと帰ってきて嬉しくて 小さい頃のことをふと思い出したりして待ちわびる誰かがいるそれって幸せなんだ 今頃 君は何してるかな笑ってる顔 疲れた顔次々 浮かんでくる その足音でわかるくらいに君のこと今日も待っている幸せな日も 散々な日も何度も何度も 抱きしめたい限りある時の中で今すべてのことを焼きつけたいんだよ 流れてくるニュースにまた胸が痛んでる普通で…

  • シンプル – 藤田麻衣子

    “好き”は薄れていくものじゃなく積み重なっていくものだって 変わらない気持ちがあるんだとわかったのは 君に出会ったから 星の数ほどいる人の中思い合えた奇跡 笑っても泣いてもそばにいたい ずっと一番 思っていることすごくシンプルだけどこんな私のこと好きになってくれてありがとう 君が寝ぼけながら握る手が「ここにいていいよ」と言ってるみたい すれ違いもケンカもするけどわかり合うためにあるんだよね 幸せに…

  • 雨 – 藤田麻衣子

    地下鉄から外に出るとやっぱり雨降りもう何日も青空を見てない 日の落ちた駅には帰りを急ぐ人の波踏切が上がり足早に渡った 横断歩道の前見覚えのある姿メガネをかけていてもわかる 会いたいと思っていたら出会えるものなの?傘に当たる雨が強くなる何度も忘れようとした何度も打ち消すのに気づけば探してた人 「用事がないのに電話しちゃだめだったかな」あの一言から心が近づいた 水族館までの坂道落ち合った公園キスした駐…

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