栗田けんじ
人生まだ途中 – 栗田けんじ
麦は踏まれて 青い芽をのばす
ここはがまんだ 人生(ゆめ)まだ途中
一つこの山 越えたなら
きっとあえるさ しあわせの
しあわせの 青い鳥
道に迷って 涙ながしても
希望(のぞみ)すてない 人生(ゆめ)まだ途中
一つこの山 越えたなら
きっと待ってる あの人が
雪解けの ふるさとで
人に言われて 決めた道じゃない
歩き続ける 人生(ゆめ)まだ途中
一つこの山 越えたなら
きっとこの手で 鳴らせるさ
しあわせの あの鐘を…
しあわせの あの鐘を…
麦は踏まれて 青い芽をのばす
ここはがまんだ 人生(ゆめ)まだ途中
一つこの山 越えたなら
きっとあえるさ しあわせの
しあわせの 青い鳥
道に迷って 涙ながしても
希望(のぞみ)すてない 人生(ゆめ)まだ途中
一つこの山 越えたなら
きっと待ってる あの人が
雪解けの ふるさとで
人に言われて 決めた道じゃない
歩き続ける 人生(ゆめ)まだ途中
一つこの山 越えたなら
きっとこの手で 鳴らせるさ
しあわせの あの鐘を…
しあわせの あの鐘を…
「季節の変わり目 気を付けて」「こっちのことは大丈夫」「今度は大きな病院に連れて行くね」と知らされた妹夫婦に任せきり 詫びる気持ちの千羽鶴夜中の携帯(でんわ)が
男なら 男なら福沢諭吉の教えにそむき 人の上には人垣だらけ格差社会をぶちこわせ 男ならやってみな!男なら 男ならメールじゃ言えない本当の気持ち デジタル社会に毒
若さみなぎる 青春にかけた命は 誰のため遥かな想いを 胸に秘め笑顔のふるさと 築くため絆を深める 消防団「ありがとう」の ひと言ですぐに疲れは 吹き飛ぶが横たう
日ごろの訓練 実を結び号令一下で集合だ法被をまとって 頼もしく急げよサイレン轟かせフレーフレー ファイト!(ファイト!)ファイト(ファイト)フレーフレー ファイ
日ごろの訓練 実を結び号令一下で集合だ法被をまとって 頼もしく急げよサイレン轟かせフレーフレー ファイト!(ファイト!)ファイト(ファイト)フレーフレー ファイ
この世の罪を浄(きよ)めては 踊るハネトの火の祭り「ラッセー」の祈りは「来世」と響き 見守り給(たも)う田村麻呂チャグチャグ鳴らす鈴の音(ね)に 苦労を重ねた
お国自慢の緑の山々 生まれ育った愛しい故郷(ふるさと)凍る大地も溶けて花が咲き 胸に響くは…外山節(そとやまぶし)よ♪コラサーノサンサ コラサーノサンサー発車の
春に光るはウミツバメ 今日も訪ねてくれたのに羽を休める場所もなく オマエも泣いてくれるのかあゝ… 今は帰らん!帰られん!生まれ育ったここが好き夏は夕立ちひとしき
淋しいわけじゃない ただ海が見たくてひとり立たずむ 日暮れのベイ・サイドふいに思い出した おふくろの掌かわりないだろうね 電話ひとつせず…風の街で 夢追いつづけ
戸締り用心 火の用心片時忘れぬ 身の護り夜回り見回り ひと回りネズミの穴まで 知っている あゝ消防団地震に雷 火事オヤジオヤジは何処(いずこ)に 召されしやさや
見知らぬ人たちが たくさんやって来て大好きなお母さん 連れて行った僕を抱きしめて ふるえて泣いてたなぜか分からない 最期の別れ首輪をはずされて「さぁお行き!」と