文月メイ

実家 – 文月メイ

お母さん似だねって言われるの 昔は嫌だった
家にも帰らずに 電話も出ずに
滅茶苦茶ばかりして
自分を大切にできなくて 傷だらけのあの頃
いつも送られてきたのは
一行だけのメール
『ちゃんと生きてて下さいね』

久しぶりに帰ると驚くほど
痩せこけた顔をして
言葉が出ない私を抱きしめ
お帰りと微笑んだ

あの日の夜一人 踞り
何度も 何度も 泣き叫んでた
『ごめんなさい』

大きな 大きな愛に包まれて
私は生まれてきたんだね
ありがとう

数えきれない涙の分の笑顔を
これからずっと作っていくよ

早く孫の顔が見たいって 二人してそればかり
『お母さん似かな?』って言ってみたら
嬉しそうにしてた

食べきれないほどのテーブルに並んだ手料理
私の好きなものばかり

大きな 大きな愛に包まれて
私は生まれてきたんだね
ありがとう

数えきれない涙の分の笑顔を
これからずっと作っていくよ

あなたが見た事のない 景色をどれだけ
これから見せてあげられるかな

途切れたアルバムを また埋めていくよ
いつかはそこに 皆の写真
横には“おばあちゃんになりました。”

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