深い霧の奥 笑う声がして
長く続く薔薇の森を駆け抜け
白い肌の少女 追い掛けても
もう届かない もう戻らない
ふわり空へ旅立っていく 手を振って
ずっと一緒にいた私 置いて
愛していた でも二度と会えない
聴こえて来る 白薔薇のララバイ ララバイ…
赤い血が滲む 目を閉じながら
なぞるメロディ 頬を涙こぼれて
なぞる肌の傷の幾何学模様
ラン ラン ラン ラララン
ラン ラン ラン ラララン
ラン ラン ラン ラン ラン ララン
ラン ラン ラン ラララン
ラン ラン ラン ラララン
ラン ラン ラン ラン ラン ララン
まどろむ目をこすって
目覚めたそこには
不安な目で微笑む
やさしいあなたが あなたが…
悪い夢を見て 泣いていたんだね
何も君は言わないけれど 大丈夫
僕がいるよ ずっと ずっと そばに
愛している また君が いつか
人を愛せる その日まで ずっと
信じている また君が いつか
人を愛せる その時が 来るさ いつか
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