布施明

  • Celebration – 布施明

    夕映えから君の影を探して待つ駅前の広場ときめきに似た照れくささにタイの結び目なおす ショーウィンドウに映して 手を振りながら駆け寄る君の笑顔が不意にこの胸を打つ 腕を組みながら華やぐ夕闇を急ぐよキャンドル灯して待つ店へセレブレーション 「ありがとうね…」とささやく声がつれて行くよ あの20歳の日々運命だとは まだ知らぬふたりがここで出逢い ここで恋に落ちたね レイトショーでもあの頃のように観ようか…

  • ひまわり – 布施明

    あなたの遠い影を どこかに探しながら季節を終えた花は 静かに風に揺れる 時計を少し戻して めぐり逢いたいあなたと もう一度だけ 愛を重ねても 満たせない心の隙間を掛け違えた二人の時が 無情に通り過ぎて行く 季節を越えてまた 咲き誇るひまわりはそっと抱き締めた記憶の様に Ah- 哀しい程に綺麗で 幾つもの結末を 指折り数えながらいつの時代も花は 静かに風に揺れる 無邪気な頃に戻って 恋に落ちたいあな…

  • WALK – 布施明

    どこまで歩けば答えはあるのか 道とは言えない荒れ地ばかり選んできた ひたすら夜明けを信じて どれだけ泣いたら涙は尽きるか 時には心が先を阻む壁にもなる それでも行くしかないのに まだ歌は終わらないその先にあなたが待ってるから この声届くようにとまた前を向いて 孤独は誰にも逃げられないもの そこには生まれてきた理由がかならずある あなたに出逢った時から まだ歌は終わらないその先に明日が待ってるなら …

  • 追想の風音 – 布施明

    マロニエの裏通り夕闇に灯が点るあの頃の店はいまも誰かに逢える気がして いつか置き去りにしたもの時は心から奪えない あなたは何処で この空見てる夢のかけらにふれながら涙を忘れ 振り向けるならきっと帰れる場所があるそこに風が 風が吹いて 色褪せたシャツの柄懐かしいビルもないそれなのに星はふいに時計の針を戻して すべて思い出にしなくちゃ人は次の道歩けない あなたは何処で この空見てる過ぎた季節に微睡んで…

  • いてもたっても居られなくなるよ – 布施明

    ああ 君はどうしてあどけない微笑みを浮かべて与えて 与えて 与え尽くして空っぽになってしまうの ねえ 僕の方を見て秘密を残らず打ち明けてよ君が 渇いて 渇いて しぼんでしまいそうでいてもたっても居られなくなるよ 君は何かを失う事よりも誰かに嫌われる事を恐れてる君の心の一番か弱い場所僕は今すぐその場所までたどり着きたい ねえ 僕を信じて痛みを残らず吐き出してよ君が 疲れて 疲れて 壊れてしまいそうで…

  • 遠い昔しか 物語りか – 布施明

    別れの夜 花びら舞って 月も朧(おぼろ)ビロードの帳(とばり)君は窓辺で 微笑み作り ただ切ないと 胸押さえた I’m so sorry Really so sorry今日がまた 過ぎていくよ 君が残した手紙には 朝のレシピが添えてあった ただ がむしゃらに生きてみて 君の涙も捨てようとしたがふと 気が付くと 壁の額さえ あの日の君の思い出のまま I’m so sorry …

  • A Starry Night – プロローグ – 布施明

    Starry night 振り向く事は しないと 心に決めStarry night あるき続ける 終わりの無い この道 笑い 怒り 涙ででも愛と 時間(とき)はいつも寄りそうこの夜を 抜けたなら陽はまた 君を照らす ほら 聞こえて来るよ 船出の喝采の声がStarry night 星のあかりは あなたを次への 舞台へ 誘うはず泣き笑いだけど この夢を 届けよう 人気の新着歌詞 愛のゴール ̵…

  • Good luck inspiration – 布施明

    空を見上げ 思いきり笑おうよ暗い顔で悩んでもしょうがない笑うきみにひらめきは降りてくる夢のような物語 始めよう ここに立っているのは きみの力生きているって素晴らしい ゴールじゃないけれど休んで今日までのきみを褒めてみよう何かが変わりそう it’a miracle大切なものは それはGood luck inspiration 風に負けず 愛の歌 歌おうよ涙ぐんだ夜なんか忘れよう歌うきみ…

  • 優しい歌 – 布施明

    パークアベニューの 古いアパルトマン独りの男の 日曜の朝 デスクには若い 家族写真あの日のまま 微笑んでる 胸の奥にある 深い痛み忘れるはずのない 愛しい日々 ジョギングを終えて シャワーを浴びたらコーヒーをいれて パンにマーマレード 大きく開いた 窓には秋過ぎた夏の 影さえない 幸せだろうかと 思うたびに目に浮かぶのはあの 美しい日々 もう会えないと わかってるけどいい男で いたくてね 古いレコ…

  • 男騒ぎのララバイ – 布施明

    羽を休める 鳥のように躰(からだ)休める 獣のようにほんの束の間 夢に抱かれ夜明けまで眠ろう 日々の終わりに 男たちは息を吐き出し 傷を癒やす笑みを浮かべて 交わす酒で敵さえも讃えて 戦いの苦しみは すべて忘れて男騒ぎで唄うララバイ高らかに 不器用に 騒ぎ疲れたら女の胸に帰ろう 家を出たなら すでにそこは息も抜けない 戦場だから傷を負っても 前を向いてひたすらに生き抜く 1日の悲しみを 飲み込むよ…

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