川村万梨阿

赤いマントーン – 川村万梨阿

赤いマントーン 肩にかけ
遠い異国の あなたを想う
今夜はほんのり紅さして
月夜の野原で 踊りましょ

赤いマントーン 花刺繍
青にむらさき きいろとみどり
麻のブラウスを縫いあげて
月夜の野原で 踊りましょ

赤いマントーン 長い房
ひらひらひらりと 風に流れる
黒髪結い上げ花さして
月夜の野原で 踊りましょ

赤いマントーン 肩にかけ
遠い異国の あなたを想う
早く帰って 帰っておいで
月夜の野原で また踊ろ

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Beautiful Mango Tree – 川村万梨阿

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PLANET BLUE – 川村万梨阿

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Falling Snow – 川村万梨阿

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おくりもの – 川村万梨阿

雪のひとひらに 生まれ変われるならあなたのもとへ 舞いおりてゆきたい恋しい想いは 今 空に昇ってあなたに降りつもる 白い夢のかけら雪のおくりもの 風のおくりもの

すずむし – 川村万梨阿

すずむし すずむし宵に鳴く夏の終わりの雨に鳴く月の野原の風に鳴く透いてとおった夜空の星のひかりまたたくように鳴くすずむし すずむしなぜに鳴く秋の気配の闇に鳴く夢

海ニ抱カレテ – 川村万梨阿

波ニ抱カレテ太古の海ヲ夢見ルヨウニ漂エバ寄セテハ返ス静カナ時ガ遠イ浜辺ヘ私ヲ運ブ風ニ抱カレテ太古ノ空ヲ綿毛ノヨウニ戯レバ甘イ大気ヲハジメテ吸ッタジュゴン ミタイ

ルネッサンス – 川村万梨阿

ひらきかける睡蓮のつぼみ紫のもやに包まれてゆく夜の終わり-永い-あなたは言う 厳かにそっと“灰色のひばり、今こそ唄え”朝の予感-目覚め-ルネッサンス ルネッサン

この道 – 川村万梨阿

この道はいつか来た道ああ そうだよあかしやの花が咲いてるあの丘はいつか見た丘ああ そうだよほら白い時計台だよこの道はいつか来た道ああ そうだよおかあさまと馬車で

エルハザード2のテーマ – 川村万梨阿

REISER TIL UNRIGSLAND,LANGT VEKK TILEN NY DIMENSJONFRA JORDENVI FARER AVSTEDDER

月と桜貝 – 川村万梨阿

桜貝から見る月はゆれる波間のまほろばにあわく円かな夢満ちる青い光でありましたなんと とおくの夜でしょう声の届こうはずもないせめて 今夜の 潮騒に波の国から うた

月光樹 – 川村万梨阿

月光樹 月の光 銀色の梢月光樹 月の静寂 銀色に染まる月光樹 月の明かり 銀色の夜間月光樹 月の入り江 銀色に踊る

月夜の子猫 – 川村万梨阿

月夜の子猫の鼻先でぱん とはじけた夢はなに円かな光にさそわれてつぼみ開いた蛍草ぽう とひかって道てらせ 道てらせあのこ通った道てらせ月夜の子猫は夢の中きんぎょ

幸福の島 – 川村万梨阿

そこには 花が咲いていました海が凪いでおりました鳥の羽ばたきが聞こえました夢でしょうかわたしは 水を飲んでいましたそれはまるで水晶の甘くなめらかな一すくいにとけ

想い – 川村万梨阿

とおいとおいとどくとどかないとおいとおいもっととおいとどくとどくいいえとどかないとおいとおいとおくとおいとどかないとどかないとどかない……………とどくとおいとお

星の降る井戸 – 川村万梨阿

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鉄の円舞曲-ワルツ- – 川村万梨阿

やわらかな風が わたしをつつむ小鳥たちの歌が わたしをまねくみどりの森の 大きな木の下でわたしは わたしは――ララ……ひとり夢みるおとめララ……ひとり夢みるおと

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