岩崎宏美

  • 太陽が笑ってる – 岩崎宏美

    歩んできたこの道を ふと振り返ってみたらでこぼこの穴だらけで なんだか笑ってしまったいい思い出ばかりじゃない いい人ばかりじゃない生きる歓びとせつなさ たくさんの顔が浮かぶ悲しい時がどれほどだったか? あまり覚えてないけれど悲しい分だけ 喜びがある それを信じていこう 決めたんだ泣いたっていいじゃない 転んだっていいじゃないその痛みが わたしを強くする一人きりの日々でも あしたが見えなくても いつ…

  • 恋人たち – 岩崎宏美

    どんなに忙しい仕事の合間にもコーヒー一杯分のほろ苦い時間はあるものそんな時 あなた手紙にたくした季節をブレンドして飲み干してそんな後 あなた香りと一緒に私を想い出してくれるかしらI miss you とても淋しいわ身近にあなたの声が聞けなくてI miss you 夜が長すぎて寝返り打つたび目ざめてしまうのI miss you I miss youあなたは今 L.A.I miss you I mis…

  • 東京ららばい – 岩崎宏美

    午前三時の東京湾(とうきょうベイ)は港の店のライトで揺れる誘うあなたは奥のカウンターまるで人生飲み干すように苦い瞳(め)をしてブランデーあけた名前は? そう 仇名ならあるわ生まれは? もう とうに忘れたのねんねんころり寝転んで眠りましょうか東京ララバイ地下があるビルがある 星に手が届くけど東京ララバイふれ合う愛がない だから朝までないものねだりの子守歌 午前六時の山の手通りシャワーの水で涙を洗う鏡…

  • 人魚 – 岩崎宏美

    アカシアの雨にうたれて 泣いてた春風の中で月がのぼるまでその笑顔をしぐさをいとしくて本気で思った 抱いて抱いて抱いて 見つめあう時は 高波のようにそばにいるだけで 自分を忘れたその激しさ その声 その胸が消えてしまった 抱いて抱いて抱いて つめたい夜は 子供のようにふるえて眠る 奇跡を待って 涙が枯れるその前に 星を見上げるすてきな事もさみしさも輝きに似てあなたがくれた その面影に本気でさけんだ …

  • 女性 – 岩崎宏美

    雪どけのせせらぎが大好きそのやさしさ ときめき 暖かさ何もかも生まれてるみたいよ目覚めてゆく春の日が見えるあの日あなたにめぐり逢えてから女らしくなった私そうよ好きな人との命育てたい春になると愛がわかるのよ 雪どけの青空が大好きその明るさ ひろがり はてしなさあこがれに充ちているみたいよ二人でならどこへでも行けるいつもあなたのそばで目覚めたらしあわせだと思う私いつか若草つけた花嫁になるの誰もみんな愛…

  • 雨がやんだら – 岩崎宏美

    雨がやんだら お別れなのね二人の思い出 水に流して二度と開けない 南の窓にブルーのカーテン 引きましょう濡れたコートで 濡れた体であなたは あなたは誰に 誰に 逢いに行くのかしら雨が止んだら 私はひとりドアにもたれて 涙にむせぶ 雨が止んだら 出て行くあなた冷たい靴音 耳に残してあなたがつくった インクのしみを花瓶をづらして 隠しましょう濡れたコートを 濡れた体をあなたは あなたは誰に 誰に あた…

  • 夜明けのMEW – 岩崎宏美

    夜明けの MEW君が泣いた夜明けの MEW僕が抱いた眠れない夏 パジャマ代わりに着たシャツベッドの その上で君は仔猫の姿勢でサヨナラ 待っている 誰が悪い訳でも誰のせいでもなくていつも 若さは気まぐれ 愛をごめんね 愛をごめんねもっと もっと もっと もっとキスをすればよかったよね愛をごめんね 愛をごめんね君をすべて知っていると思っていた 夜明けの MEW君が泣いた夜明けの MEW僕が抱いた眠れな…

  • 雨だれ – 岩崎宏美

    ひとり雨だれは淋しすぎてあなた呼びだしたりしてみたのふたりに傘がひとつ冬の街をはしゃぐ風のように寒くはないかと気づかうあなたのさりげない仕草に気持ちがときめく淋しがりやどうし肩よせあってつたえあうのよ弾む恋の芽ばえ 何故かあなたに甘えたくなってそっと腕を組んだ街角よふたりの影はひとついつか愛に優しく包まれて見つめる瞳にふれあい探すの心がほのかに高まってゆくのよ淋しがりやどうしそっと寄りそい感じあう…

  • センチメンタル・ブルー – 岩崎宏美

    アー 窓硝子の向うはベイ・シティー ブルーの夕闇アー もう海から吹くあの風も 顔なじみになりそうさ……アー 今どうしているあなたは 霧がふる都会(まち)列車のあと追ってきたあの日が 懐しくて……アー アーかもめが啼くレストランに とびこんでひとりにがい別れ またグラスにうかべれば なみだがBaby I’m Gettin’ Over Sentimentalふたりはにどと逢えな…

  • 走馬燈 – 岩崎宏美

    遠い日の 忘れがたみの絵馬ひとつ たてがみ荒れて夏は傾く 牧場行く 車の前の一瞬を 影いなないて秋かけぬける 凍てついた 星が降りつむ冬の夜に ひずめの手入れ夢の夢の重たさ てのひらに 角砂糖のせて春呼べば 鼻面こするそのおもいでを 人気の新着歌詞 ただ・愛のためにだけ – 岩崎宏美 涙なしでは語れぬ日々もあなたの名を呟けば 救われる気がしたああ大事なことに気づくまでにみんな私たちは遠…

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