岡村孝子

  • 女神の微笑み – 岡村孝子

    白く きらめく 月明かり凍りついた 涙の海に注ぐように ゆらめいてるまるで女神の 微笑みで 私が私で いられますようにどんなにせつない夜も 誰かが差し伸べた あたたかいぬくもりに私は導かれ 今を生きている 幾多のドラマ くぐり抜けつないできた 小さな命はるか宇宙 ふと望めばほんのまばたきだとしても 再び出会えた 尊い奇跡を大切に 抱(いだ)きながら 紡ぎ続けていく 名もなき愛のうたをあなたに導かれ…

  • 遥かなる旅路 – 岡村孝子

    またたいた星たちざわめく風にゆらめいてる小さな正義がポキンと今日は折れた 静かに流れていく時間の中踏み出す空の遠さ感じながら やがて夜が明ける今はまだ癒えないけどこの悲しみの果てにひとすじの希望を灯し せつなさや不条理が行く手をさえぎる夕べなら何度でも越えてきたうそでも前を向いて 心に吹き荒れてく激しい風貴い尊厳まで奪えはしない やがて夜が明ける明日はまだ見えないけどこの悲しみの果てに遥かなる夢を…

  • 君がいたあの夏 – 岡村孝子

    海を見ていた 風に吹かれて潮の香りと 青い空瞳に映る すべてのものをひたむきなほど 抱きしめて あの日のように 私は今心のままに 感じてるの 君がいたあの夏の日がこの胸に今も蘇る喜びも悲しみさえも恐れずに全部受けとめて 雑踏にまぎれ また歩き出す流れるままに 穏やかにどこかに置いた 大切なものそれはいったい 何だろう あの日のように 風に吹かれ心の声に 耳をすます 君がいたあの夏の日のときめきを今…

  • happy song – 岡村孝子

    澄みわたる青空曇りのないブルーキャンバスに今日から永遠を描く 冷たい雨の日には涙色の絵の具あしたに架かるように七色の虹を描いて 人生は案ずるより素敵なものだといつの日も変わらず信じさせていてね 小さな幸せの瞬間をくり返しいつの日かあなたと今日をふり返る 願わくば穏やかな凪のような日々と少しだけの冒険好奇心を忘れないで 人生は思ったより愛に満ちてるといつの日も素直に微笑ませていてね 長い長いこの道ふ…

  • まっさらな朝 – 岡村孝子

    さあ 踏み出そう 次の場所へ喜びも悲しみも 繰り返して迷いながら 悩んだ日々いつの日か思い出に変えてく 青く晴れわたった空には風がそよいで 新しい朝が来る また歩きだすために悲しい記憶はみな 涙で流してまっさらな朝が来る 1度きりの人生にまだ見ぬ未来の中 輝きながら 残されてる 時間(とき)の砂を大切に愛おしく 感じるとき傷む足を 休めながらめざすべきその場所を信じて やがて降り続いた雨から虹に変…

  • 金色の陽ざし – 岡村孝子

    金色の陽ざしが世界に注いでいる彼方から続いてるこの道を照らして やるせない夜更けや誇りに思えることささやかな毎日を鮮やかに彩る あなたがいて私がいる この奇跡に感謝してどんなことも見つめながら 歩いていくその日まで ゆるやかに暮れゆく山の端 雁が渡る深みゆくこの季節人生に重ねて あなたともし会わなければ この世界は色あせて長い時をおびえながら さまよってた一人きり さあ キラキラ 夢のかけら探す旅…

  • と・も・に – 岡村孝子

    緑の森を渡るそよ吹く風のように大きな愛を注ごう変わらぬ愛を注ごう キラキラ輝いてる小さな言の葉たち信じるその瞳で明日を描いていく 夢を抱いて 理想を追ってどんな時代(とき)も越えていけ共に生きて 共に歩く遠い未来(あす)に届くように 無邪気な顔で笑う小さな子供たちは野に咲く花のようにまっすぐ前を向いて 転んですりむいてもいつしか歩き出せる喜びも悲しみもすべてを受けとめたら 希望あふれ 光満ちるこの…

  • 宇宙の片すみ – 岡村孝子

    あなたの肩にもたれて燃える夕日を見つめた煙草の匂い 静かな吐息 確かな時間広い宇宙の片すみ 同じ記憶を生きてるあなたに会えた奇跡を抱いて旅を続けるいくつの波しぶき ほほをかすめて帰る場所も今は遠く見えないほどせつない風に吹かれて闇に迷った時にもあなたの声をたよりに空を見上げる めざす明日の彼方に何があるのか知らない広がる大地 永遠の海 失くした気持ちいつかの約束をそっとしまってかなうすべてのこと胸…

  • もっと自由に – 岡村孝子

    青い空の向こう雲が流れている砕け散った心も夢も残したまま答えを探せずに 誰より孤独(ひとり)きりもっと自由に歩き続けたい遠い未来に迷った時にも激しい風を受けとめるたびに変わり続けていたい 伝えきれぬとまどいをいつも抱きしめてたあふれ出した想い今は止められない後悔繰り返し 私を探してる心のままに信じ続けてる誰かの声に迷った時にも遙かな風に流されぬように守り続けていたい 心のままに信じ続けてる誰かの声…

  • 雨上がりの虹のように – 岡村孝子

    思い出にさよなら もう振り向かないそよぐ風がほほをなでて 通り過ぎてくどこまでも続いた まっすぐな道とにぎりしめた好奇心を ただ信じて いつも心に太陽を 描いて歩いていくあなたのいない毎日を 照らしてくれるように 前を向いて微笑んで明日を見つめたら一度きりの私というドラマを今生きてる 雨に打たれ揺れる 野辺の花たちはゆらぎながら胸を張って 空を見上げる私だけが今日も ひとりつまずいて迷いながら夢を…

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