山口ひろみ

三陸風みなと – 山口ひろみ

駅を下りれば 海峡が
ここまで迫(せま)って 来るようで
ひとり立たずむ 湾(いりうみ)は
群れ翔ぶカモメに 息を呑む
三陸女川(おながわ) ここへ来た
あなたを忘れる 旅路です

いつか港に 夕闇が
海からかぶさり 始まって
旅の寂(さび)しさ つのります
遠くの町まで 来たものと
三陸断崖(きりぎし) 風の音
身を引く女の 胸の内

漁船(ふね)を出す人 送る人
港のしあわせ ここにある
そんな暮らしに ふと触れて
灯りがともるわ 私にも
三陸釜石 北へ行(ゆ)く
明日へ出直す 旅路です

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ゆめ暖簾 – 山口ひろみ

渡る世間の 向い風胸に冷たく しみ通る愚痴は言わない こぼさないも一度暖簾を あげるまで口

ひとり涙酒 – 山口ひろみ

薄い灯りの 裏酒場飲めば未練が またつのる酒より沁みる 淋しさに泣いて 泣いて泣いてまた酔

雪・哀歌 – 山口ひろみ

くずれる肩に 雪が降るみぞれまじりの 冷たい冷たい 雪が降る偲ぶ想いに ふり返りゃあと追い

人生よいしょの渡り鳥 – 山口ひろみ

花と嵐の 人生を今から歩いて 参ります凶と出ますか 吉と出ますかやってみなけりゃ 分からな

その名はこゆき – 山口ひろみ

北の女を くどくなら秋の終わりに するがいいひとり冬越す つらさがわかる女ごころに 日暮れ

どうするこの恋 – 山口ひろみ

赤い赤い赤い夕陽の 波止場に立てばみれん糸ひく 波の帯帰る港は おまえの胸とぎゅっと抱かれ

女の波止場 – 山口ひろみ

男と出会って 愛するたびに最後の人と 女は想うなのに今度も あのひとはわたしを残し 海峡越

雪蓮花 – 山口ひろみ

あなたと出逢って 初めて知った生まれた理由(わけ)を 幸せをささやかに おだやかに生きてゆ

さよなら…あなた – 山口ひろみ

未練の涙か こぬか雨ひとり夜ふけの 汽車を待つ私が一緒に 暮らしたらあなたの夢の じゃまに

年上の女やけれど – 山口ひろみ

甘えてええんよ からんでええのこの膝いつでも 空けてあるがんばり過ぎんで ええからね今のま

浪花ごころ – 山口ひろみ

すがた形じゃ 好きにはならんうちはあんたの 心に惚れた浪花人情 曽根崎ごころ生きる苦労は 

雪の恋 – 山口ひろみ

暖簾を仕舞う その肩に「惚れたよ 惚れた」と あなたから愛がひとひら 舞い降りたやさしさ 

小雪のひとりごと – 山口ひろみ

降り出す雨の 時計台あの日も濡れて 待ちぼうけ切なさつのる 北の鐘札幌 日暮れの みぞれが

海峡酒場 – 山口ひろみ

世話になったと 他人の顔で別れのお酒 注ぐあなた海の匂いの する男(ひと)だものこの港町(

ソーラン渡り鳥 – 山口ひろみ

津軽の海を 越えて来たねぐら持たない みなしごつばめ江差(えさし)恋しや 鰊場(にしんば)

女の残り火 – 山口ひろみ

未練の残り火 消せるでしょうか雨に打たれて たたずむ私忘れたはずの 面影を映す涙の 水溜ま

霧の港町 – 山口ひろみ

手紙ひとつで あなたと別れ流れてきました 北の果て止まり木 波音 店灯り会わせる顔など な

おんなの嘘 – 山口ひろみ

さよならすると 決めたからどうか忘れて 私のことはそうよ嫌いに なっただけ他に理由(わけ)

いぶし銀 – 山口ひろみ

人眼ひくよな 派手さはないが裡(うち)にかくれた 技(わざ)がある夢に向かって 一心不乱我

一世一代 – 山口ひろみ

明日(あす)の決まった 人生なんてこの世に生まれた 甲斐がない泥んこぬかるみ 乗り越えて信

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