大浦祐一

wish – 大浦祐一

引き裂かれて胸が熱く焦げて
わかってたって君をまた求め彷徨うんだって。

小銭の音たてて タバコを買いに出た
フワってぬるい風とバカでかい雲
猶予はもはやナシ 葛藤がまたうずいてる
午後六時都会の片隅で思うよ

何も望まず 何も欲しがらず
君は言ったんだ「ずっと焦ってない?」

引き裂かれて胸が熱く焦げて
わかってたって君をまた求め彷徨うんだって。
A wish does not disappear until this voice ends.
そっと髪を撫でたら 夕日越しに君は泣いた

めくるめく季節は 時には牙をむいて
僕らの輝きを 容赦なく食い荒らす
経過を見てた僕 結果が欲しい君
イマを生きるのに疲れ果てたのかな…

たぶん平凡な関係なんだろ
燃えるモノなんてそうはないんだろ

遠く離れて二月が経つよ
手紙を想いを書けど書けど痛いんだって。
君の震える手を強く握れなかった
その悔やみは未だに 僕を変える支えとなる

何も望まず 何も欲しがらず
素晴らしく刻まれた「ずっと忘れない」

日々に追われ薄れゆく感情を
最後の風に乗せ もう一度会いに行くよ。
A wish does not disappear until this voice ends.
君の来ないベンチはただ冷たく 夜を越えて

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