大川栄策

舞酔い雪 – 大川栄策

忘れていたのに 諦めたのに
今頃なぜに めぐり逢う
憎いいとしい 想い出に
お酒つぐ手が 震えます
あゝどうする 笑顔がつらい
夜の湯の町 舞酔(まよ)い雪

あれから流れて ふた冬み冬
倖せでしたか あの人と
肩を並べて のむ酒が
寒いこころを あたためる
あゝどうする どうすりゃいいの
夜の湯の川 舞酔い雪

今なら間に合う 帰っちゃだめと
いえないままに 雪の中
きっと逢えるわ また逢える
お酒ゆらせば 鳴る氷
あゝいまでも あなたが好きよ
夜の湯の町 舞酔い雪

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夢一天 – 大川栄策

涙ひとつぶ ふところに花を横目に 廻り道義理もすたれた 人情も枯れた春は盛りと 言うものを今のご時世 寒すぎる酒は一気に 干せるのに恋の盃 なぜ干せぬ意地は挺子

惚れたよ – 大川栄策

思い切る気が くじけるような雨の酒場の ひとり酒惚れたよ 惚れたよ 惚れぬいて忘れられない 夢ばかり足は千鳥で こころは鴎飛ぶに飛べない まよい酒のれん揺れれば

はぐれ舟 – 大川栄策

今日も誰かが 泣いている泣けば涙の 川になる荷物降ろした 男の背中(せな)に吹いて寂しい すきま風灯りひとつぶ 灯りひとつぶ はぐれ舟往けばかえらぬ 片瀬波今じ

思い出の記 – 大川栄策

ああ思い出は 懐かしくふるさと恋て 訪ぬれば親同朋は すでに逝き誓いし友の 面影も今は虚しき 菜の花よああ人生は 夢の夢幾年変わらぬ 山川も流れる雲か 風に散る

新妻鏡 – 大川栄策

僕がこころの 良人なら君はこころの 花の妻遠くさみしく はなれてもなくな相模の かもめ鳥たとえこの眼は 見えずとも清いあなたの おもかげはきっと見えます 見えま

男の純情 – 大川栄策

男いのちの 純情は燃えてかがやく 金の星夜の都の 大空に曇る涙を 誰が知ろ影はやくざに やつれてもきいてくれるな この胸を所詮男の ゆく道はなんで女が 知るもの

港の恋唄 – 大川栄策

港日暮れて そぼ降る雨にむせぶ汽笛よ 誰を呼ぶ君の船かと 波止場に来たが知らぬ他国の とまり船かけた願いも 消え果てた君が別れに のこした言葉思いかえして 涙ぐ

影を慕いて – 大川栄策

まぼろしの影を慕いて 雨に日に月にやるせぬ 我が想いつつめば燃ゆる 胸の火に身は焦がれつつ しのび泣くわびしさよせめて痛(いた)みの なぐさめにギターをとりて 

ギター月夜 – 大川栄策

山に咲く花 色悲し海で鳴く鳥 歌悲し町にいてさえ 寂しいものをなんではるばる 旅を行く忘れられない 胸の傷忘れようとて 旅行けば雨の港の 日暮れの駅も泣いて別れ

青春日記 – 大川栄策

初恋の涙にしぼむ 花びらを水に流して 泣きくらすあわれ十九の 春の夢泣きぬれて送る手紙の 恥ずかしさ待てば淋しや しみじみと街の舗道の 雨の音明日から二度と泣く

丘を越えて – 大川栄策

丘を越えて 行こうよ真澄の空は 朗らかに晴れて楽しい心鳴るは 胸の血潮よ讃えよ わが青春(はる)をいざゆけ遥か希望の 丘を越えて丘を越えて 行こうよ小春の空は 

湯の町エレジー – 大川栄策

伊豆の山山 月あわく灯りにむせぶ 湯のけむりああ 初恋の君をたずねて 今宵またギター爪びく 旅の鳥風のたよりに 聞く君は温泉(いでゆ)の町の 人の妻ああ 相見て

無法松の一生(度胸千両入り) – 大川栄策

小倉生まれで 玄海育ち口も荒いが 気も荒い無法一代 涙を捨てて度胸千両で 生きる身の男一代 無法松空にひびいた あの音はたたく太鼓の 勇駒山車の竹笹 提灯は赤い

能登の恋歌 – 大川栄策

ひと目あなに 逢いたいと肩をふるわせ 波の花砕け散りゆく 能登の海愛にはぐれて さ迷い歩けば冷えた体に 雪が舞う海鳴りばかりが 海鳴りばかりがあああー旅のみちづ

男の喝采 – 大川栄策

空を見上げりゃ 雲ひとつ風に吹かれ 流れて ゆく俺さ抱いた夢なら 希望なら華を咲かそうよそれが男というものさ明日の幸せさあ 唄おうじゃないかカワイイあの娘に 決

沈丁花 – 大川栄策

きっとおまえは 待っていてくれると今もどこかで 信じてるのさ遠いあの日の ああ 沈丁花…ふたり暮らした 小さな部屋の窓辺にはかなく 咲いていたそばにいるなら 哀

高山の女(ひと) – 大川栄策

浅葱色した 紬が似合うどこか淋しい ひとだったあなたの胸で 死ねたらいいと泣いてすがった 細い指おまえに逢いたい 高山の女妻と呼ばれる 暮らしが欲しい酔って甘え

わかれ恋歌 – 大川栄策

別れた人が 逢いにきたそんな夢みて 目が覚めた真夜中に 水を飲む寝汗につめたい すきま風あゝ さむざむと おんな宿わかれ恋歌 日本海未練はとうに 棄てたはず昔ば

湯の町しぐれ – 大川栄策

ひとり旅路の にが酒よりもさぞや つらかろ 浮かれ酒ひと目逢いたい やつれた肩を抱いてやりたい ネオン花噂 かなしい 湯の町しぐれ好きで添えない さだめの恋を水

北の慕情 – 大川栄策

にぎりつぶした 別れの手紙北の涯てまで 連れてきた白いフェリーの 丸窓にちぎれたはずの 恋糸が睫毛のように こびりつくああ ああ 終わりなき愛は積丹岬(しゃこた

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