城太郎

花の咲く日向へ – 城太郎

ペダルはぎこちなくて
返すべき言葉を探した

加速していく時間だけを景色のように見ていた
なのに君があんまり笑うから
朝が少し好きでさ
両手いっぱいの種をまく姿に 目が離せない

この世界を君は青く 青く染めていく
光が窓を通り抜ける
きら きら きら
坂道の先にある 花の咲く日向へ

水玉模様が好きだと笑う君 季節の中

忘れかけてたあの光を たやすく君は灯した
陰日向で消えそうな頃
あっちへ行こうよって言った
雲を指で追いかける後姿に 目が離せない

際限なく続く未来は きっとあの南の空
風に絡んだ糸がとけて
ただ ただ ただ
目を閉じて吹かれよう 花の咲く日向へ

虹の色を数え 木漏れ日の熱を知り
四季いろとりどりの道をふたりで

この世界を君は青く 青く染めていく
光が窓を通り抜ける
きら きら きら
坂道の先にある 花の咲く日向へ

雨上がりみたいな瞳 物語みたいな肩
朝の日差しみたいな言葉
きら きら きら
君のすべてに誘われ 花の咲く日向へ

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