吉田拓郎

ウィンブルドンの夢 – 吉田拓郎

時がどれだけ急いでも どれ程遠く過ぎて行っても
いつか又会える場所がある その日はきっとやってくる

一緒にいられればいつも見つめられるけど かなわない夜もある

ありふれているような毎日でも 大きく息を吸い込めば
今まで見えなかったものたちが あざやかに目の前に広がるよ

仕方が無いと思うのは今でなくてもいい あきらめなんてずっと先でいい

ウィンブルドンにも出たかったよネ
ワールドカップも出たかったよネ
君の愛を 大切にして
君の中で 大切にして

あの頃はいつもよくこんな風に 朝までずっと話してた
うまく行かない事も 多いけど 夢ならどんなに小さくてもいい

肩抱き合って別れた遠い季節のように また少し歩きだそう

1歩だけ前へと踏み出す事 そいつが本当は大変だよね
頭の中がかたまってるみたい 風はいつもの様に流れてるよ

何かの代わりをもう捜さなくていい 自分であり続ければ

ウィンブルドンにも 出たかったよネ
ワールドカップも 出たかったよネ
君の愛を 見つめてあげて
君の中で 見つめてあげて

思えば心ゆれる出来事さ あの日も同じように雨でした
また一緒に歩いてみないかどこまでも 僕らの気持ちは今も同じ

いつからだろうやめてしまった事がある 時を止めないで

時間がどれだけ急いでも どれ程遠くへ過ぎて行っても
いつか又会える場所がある その日はきっとやって来る

大きく息を吸って両手で風を抱いて 思いを空に届けよう

ウィンブルドンにも出たかったよネ
ワールドカップも出たかったよネ
君の愛よ 永遠でいて
君の中で 永遠でいて

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