なんにも出来ないお前さんたちと なんにも出来ないこの俺じゃ
なんにも起らないだろうけどさ でも 今日は徹夜だぜ
あたいの人生なんて つまらんことばかし
わけのわからんことの つみかさなりだったよ
昼すぎふとんからはい出して 朝方ふとんにもぐるまで
わけのわからんことの つみかさなりだったよ
あんたたちの人生なんて つまらんことばかし
わけのわからんことの つみかさなりだったよね
それがどうしてこんなところで なんのことなくめぐりあい
フーテン こじきに どろぼうと 俺のできることなんて
なんにも出来ない俺たちでも こうしてピンピン生きている
三十七度の炎天下 汗と唄とをバランスさせて
なんにも出来ないお前さんたちと なんにも出来ないこの俺じゃ
なんにも起らないだろうけど
さ でも今日は徹夜だぜ
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こもりうた – 加川良 お天頭さまがぼくをさそってくれたなつかしい唄を ささやいてくれた耳もと かすめて通る そよ風を見た風が唄う時 心はゆらぐ僕は さすらいの児気ままな 風さだから
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こがらし・えれじぃ – 加川良 屋台じゃ 焼そば20円 焼酒が25円で靴は水のしみるものさシャツとはボタンのとれるものさいつでも風が吹いていた待っても都電は来るもんか穴ぼこだらけのアスファルト