加川明
石楠花の雨 – 加川明
先にお行きよ お前から
何も言わずに 背を向けて 背を向けて
傘はふたつに 離れても
おもいでだけは この胸に
濡れて切ない あぁ 石楠花の雨
優しかったよ いつの日も
他の誰より この俺に この俺に
好きで別れる わがままを
責めてるような 泣きぼくろ
肩に冷たい あぁ 石楠花の雨
きっとつかめよ しあわせを
うしろ姿に ひとり言 ひとり言
細い背中が 遠ざかる
小雨の中を 消えて行く
ひとり見送る あぁ 石楠花の雨
先にお行きよ お前から
何も言わずに 背を向けて 背を向けて
傘はふたつに 離れても
おもいでだけは この胸に
濡れて切ない あぁ 石楠花の雨
優しかったよ いつの日も
他の誰より この俺に この俺に
好きで別れる わがままを
責めてるような 泣きぼくろ
肩に冷たい あぁ 石楠花の雨
きっとつかめよ しあわせを
うしろ姿に ひとり言 ひとり言
細い背中が 遠ざかる
小雨の中を 消えて行く
ひとり見送る あぁ 石楠花の雨
毎日同じ時刻にバスに乗り毎日同じ時刻に駅に行き毎日同じ時刻に乗換えていつもと同じ職場に行く…雨の日 晴れの日 雪の日も曇りでも嵐でも梅雨どきも…歩き続ける 人の
子供の頃に描いた夢を 大人になって忘れ去りときめく心いつしか消えて 今日も仕事に追われる世間の波に流されのまれ つくろう笑顔おぼえて生きてることの何かを求め 空
ひとりのお酒は 淋しくて恋しくなります ぬくもりがあなたを待ちわび かれこれ二年どこでどうして いるかしら いるかしら左手指輪を 回すたび女心が チクチク痛いあ
窓辺に映る 夕ぐれのカフェテラス冷めたコーヒーを 頬づえついて ひとり飲んでる行きかう人の 恋人達を見てはあなたの思い出 すべて忘れる 心の消しゴムあれば振り向
今夜グラスを 重ねたらそれから二人 どうなるの酔ったふりして 甘えてみたくなるのこんな熱い気持ち 初めてなのよあなたのことが 好きだから朝まで一緒に ずっと踊り
おまえがそばに 居るだけで他にはなんにも 欲しくないまがりくねった 人生に似合う花は どんな花秋のなでしこ 寒牡丹お前の心は れんげ草寄り道しても そのたびに笑
この世に生まれて 生きる喜びにはじめて気付いた なにげない優しさで言葉はいらない 感じる心だけ素直に生きてみる わが人生をあなたに会えてよかった 生きぬくことを
自転車のケツに箱を付けて町内を走りまわる誰が名付けたか どこから来るのか 町内のしきりババア髪は逆毛立ち顔はくろずみ化粧など似合わないもんペズボンがとにかく似合
「65歳以上のお嬢様 ご機嫌いかがでしょうか。若返り党の 加川明でございます。この高齢社会を強く明るく生き抜く為には何よりも健康、心と体の強化でございます。」潤
淋しさ隠しに 鏡をのぞきひとり口紅 引いてみるこんなにこんなに 好きなのにどうして私を 泣かせるのあなたいつ来る いつ逢える今はこの恋 あゝ、離せない電話もしば
少しやつれて かぼそい肩を抱けばあの日に帰れる ぬくもりの宿何(なん)にも言うなよ 分かっているさ強がりばかり言ったけど許してくれる お前のやさしさ待たせてごめ