児玉奈央
海を渡ろう – 児玉奈央
左肩につもる花びら 手のひらのむこう 風の果て
あぁ あなたの背中のまんなかに 陽が落ちる
赤いワイン少しだけのもう 満ちてきた時間に身をまかせて
あぁ あなたの背中のまんなかに 陽が落ちる
渡ろう この海 船がふたつ
海を渡ろう
これ以上はない わたしの中
やさしくくつがえす あなたの中
この ゆるやかな 灯りで
とめどもない 限りない時間の
海を渡ろう
海を渡ろう
左肩につもる花びら 手のひらのむこう 風の果て
あぁ あなたの背中のまんなかに 陽が落ちる
赤いワイン少しだけのもう 満ちてきた時間に身をまかせて
あぁ あなたの背中のまんなかに 陽が落ちる
渡ろう この海 船がふたつ
海を渡ろう
これ以上はない わたしの中
やさしくくつがえす あなたの中
この ゆるやかな 灯りで
とめどもない 限りない時間の
海を渡ろう
海を渡ろう
隙間を埋めるように 毎日を過ごす隙間に宿るソウルに 気づかずに毎日酒場で歌うのはもうごめんだ なんていいながら今日もまたこの店に来た 煙たいこの店に許しを乞う人
名はいらぬ わたしは森の空気を食べる 動物名はいらぬ わたしは風のコートをまとう 精霊ゆめを見る ふくろう 金星のダンス目を見はる ふくろう 金星のダンス名はい
ないものねだりで すぐに欲しくなって過去のことばかりを 追いかけてしまってやさしく なりたい やさしく やさしく何も返せなくて もらってばかりでこどもじみたこと
明るい太陽にひざまずいて誰かのうまれた朝を祝おうテーブルに愛と花束をかざって夕べの涙がかわくまでいつでも私たちは 境界線の上にいる迷ったり悲しんだりしながらおこ
どこかで誰かが 涙を流しても誰でもいつかは 幸せな時がどうせこの世は 悲しいことばかりだから あなたも微笑みをいつも忘れずに誰かが 苦しみを遠く逃れてもいつでも
神がかりなことなんて 何もおこらないよ与えられた仕事をただ大切にやるだけ水面にひとすじの光が差し込んでいる水面にひとすじの行っておいで 魂を自由に遊ばせてまた好
人知れず まだ静かに眠るその時をずっと待ってるの くすぶっているのもう一度強く 燃え上がる時をたばこをくべて待ってるの くすぶっているのゆきずり ゆきずり ゆき
いつだって大切な事は 手のなかにあるよ気まぐれな感情に 傷つかなくたっていいよ大切な君を抱きしめるよやわらかな 月のようにah ほら はじけちゃうよah いま
o-o-h child いつか分かるよo-o-h child 本当のことがo-o-h child いつか会えるよo-o-h child ゆめに見た君にsomed