光岡洋

ふたりの港町 – 光岡洋

夜の港の 舟だまり
なんで泣くのさ 心配ねぇよ
世間の風なら 仕打ちなら
俺が受け止め はねかえす
涙 潮風 ふたりの港町

ふたりあの街 捨ててきた
明日はどの街 なんとかなるさ
不幸になるなら それもいい
ふたり寄り添い 生きてゆく
それで いいだろ ふたりの港町

俺にやすらぎ くれるたび
涙つつんで 捨ててるお前
子供みたいと あきらめて
俺のわがまま きいている
ごめん ごめんよ ふたりの港町

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