ちぎれた涙が雪に 変わる聖夜よ
お願い このままずっと
降る雪で私をつつんで
冷たい粉雪で抱きしめて
「ひとりぼっちじゃないよ」と小さなこの体
ぎゅっと抱きしめてくれた 白い冬の街で
君はもう 傍にいない
つないだ手のぬくもり消えないままで
見上げた空から小さな舞い散る雪が
ふわり天使の羽のように
今でも変われず立ち尽くす
私をやさしくつつみこんで
君の大きな胸の中 つつまれ瞳を閉じる
素直な自分になれた たったひとつの場所
風の中 君のにおい
振り返れば何処にもいるわけなくて
果てなく広がる空で瞬く星は
キラリ天使の涙のよう
今でも歩けず泣いている
消えない痛みに震えている
息が止まるほど切ない甘いキス 唇残ったまま
せめて想い出に変わる日が来るまで 雪のようにとけないで
ちぎれた涙が雪に 変わる聖夜よ
お願い このままずっと
降る雪で私をつつんで
冷たい粉雪で抱きしめて
今でも歩けず泣いている
消えない痛みに震えている
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