夜にまぎれて 見えない明日
酔えばなほ更 いとしいあなた
ここは大阪 裏町ネオン
なみだ下地の お化粧に
倖せ薄い 口紅さして
あゝそっと聞いてる… 浪花のギター
昼にゃ咲けない 悲しい花が
俺に似合うと つぶやくあなた
ここは大阪 酔いどれ小路
過去を忘れる 香水に
苦労がにじむ 指輪が重い
あゝなぜか淋しい… 浪花のギター
朝になったら 他人のように
うしろ向かずに あなたは帰る
ここは大阪 なみだの酒場
女ごころの マニキュアと
不倖をかくす 頬紅つけて
あゝ今日も聞いてる… 浪花のギター
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どうぞ添わせて おくれやす水掛お不動 水びたし過去を打ち明け 一緒に泣いたそんなあなたも 訳あるお方この縁下さい 大阪ちぎり広い川ほど なぜか静か流れる淀川 男
早いものだよ 一緒になってことし節目の 二十と五年式も挙げずに 負い目な俺にいつも笑顔で ついて来た行く坂 この道 百年坂へ俺とおまえの 夢が咲くこんな出不精
上州しぐれに はぐれた鴉ちょうど似合いの いそぎ旅なみだ雨かよ 残した女房(ひと)の責めているよな 濡れススキああああ 赤城恋しや 里あかり「お月さん、又、あっ
酒を呑もうよふたりで呑もう俺は明日からまたやり直し天国地獄の境目を歩いて付けたこのしみは酒で消すしか術(みち)はない遠い昔に戦(いく)さがあった俺の青春あの日に
肩を寄せ合い 世間の隅で涙こらえて ひっそり生きて来た惚れた女に一度だけ見せてやりたい 幸せを俺の出番が 来たようだ 来たようだ噛んでこらえた 堪忍袋我慢出来ず
恋は男の 雨やどり知っていながら 燃えたのよあほやあほやね このあたし乳房の芯まで 恋おんな抱いてください さだめごと夜の大阪… 曽根崎そだち恋はおんなの 花舞
忘れることが 下手だからいつか涙の 酒になる夜が淋しい おんなのグラス恋しい憎い 面影に指環の迹(あと)を そっと噛む相合傘の このボトル見れば尚さら つらくな
風の寒さに 背中を丸め歩く裏町 灯(ひ)も暗いどこで人生 間違えたのか痛む涙の 傷あとよ影も泣いてる… 大阪流転愚痴をこぼせば 世間が嘲笑(わら)う酒に溺れりゃ
筑波おろしが 身にしむ頃は故里(くに)が恋しい あの娘が愛し義理のしがらみ 浮世のなさけ肩に振り分け エェェー雲と旅ゆく 水海道(みつかいどう)水の流れに 逆ら
厭と云う子に なあ母さんあとを継がせて 何になろ海の海の 海のふるさと 玄海灘を俺とおまえで あゝ繋ぐ船海も変わって なあ母さん漁も確かに 先細り先の先の 先の
こんな女に 道草したら駄目になるわと 寂(さび)しく微笑(わら)う夢も将来(あした)も ある男(ひと)だから辛いのよ…涙ごころに 口紅(べに)ひいて夜に生きてる
君を忘れる ために呑むおとこ未練の 紅蓮酒遠くなるほど 近くなるおもかげ瞼に また連れてひとり裏まち 雨酒場紅く咲いても 水の花どうせどうせの 紅蓮酒いちど渡れ
ごめん すまぬと 思いつつ向けた背中が 遠くなる泣くな泣くなと 旅路の雨が俺のなみだを また誘う白いおもかげ連れて亦(また)飲む 君恋酒よ思いどおりに ならない
雨が身をさす こころを砕くなみだも変る 血の色に季節の色は 転がるけれどおれはおまえが 染めたまま哀しい色だね くれないの雨寂(さび)しがりやの おまえの胸を温
親の居る奴 幸福(しあわせ)もんさ俺の親父は 生駒山生命は売りもの 粗末にゃならぬ生きて世の為 人の為俺は河内の 俺は河内の 次郎長やほれた女が 教えてくれた涙
冷たい世間に 転んで泣いていのちを温(ぬく)める 酒を呑む男ごころの 裏町川よ思い通りにゃ ならないけれど捨てはしないさ 夢だけは初めて出逢った 気がしないのと
一度惚れたら 心底つくすだから悲しい 恋になるひとりが切ない おんなの胸に博多時雨が 降る夜は中洲(なかす)の灯りが 涙でにじむ…雨の天神 ひとつの傘で浮名なが
髪の芯まで 惚れさせといてあんたなぜなぜ かくれんぼ時代おくれと 嗤(わら)われようと一途願かけ 水かけ不動どうぞ逢わせて あゝおくれやすつめの先まで 演歌なお
なんとかなるわと いつものお前本当になんとか なって来た苦労少しも いとわぬ女つらい涙は 露もどきつれあい ふれあい 俺の花お前いたから 越えられた何年ぶりだろ
季節はずれの 篠つく雨に耐えて咲いてる 花もある男の生きざま 見るようなこんな景色が 俺は好き勝つも負けるも 浮き世道そうさ人生 一勝二敗で丁度いい若い時には