ハンバート ハンバート

  • うた – ハンバート ハンバート

    ざくろの花のオレンジを六月の雨が そっとたたく時その下をくぐる 僕の心は鉛色の雲のように暗い口ずさむ歌は 煙になって青葉の群に吸いこまれる くたばってもいい 死んでもいい僕の血が そっくりそのまま声となり 言葉となって今を時代を唄うなら 降りしきる雪のホワイトが一月の屋根を ふわりと飾る時その下でくらす 僕の心はストーブの炎のように赤い口ずさむ歌は 匂いになって窓ガラスにまとわりつく くたばっても…

  • 花咲く旅路 – ハンバート ハンバート

    鈴なりの花を摘み吹く風に夏を知るおだやかに ああおだやかに今ぼんやり遠くをながめてる はるかなる空の果て想い出が駆けめぐるなだらかな このなだらかな名前さえ知らない坂だけど 咲く紫は旅路を彩どる 何処へと鳥は鳴き夢出ずる国をゆく世の中は ああ世の中はなぜこんなに急いてと流れてく 今宵は月が旅路を照らそうぞ 喜びが川となり悲しみは虹を呼ぶ道無きぞ この旅だけどでもこんなに上手に歩いてる 稲穂の先が …

  • リンダ リンダ – ハンバート ハンバート

    ドブネズミみたいに美しくなりたい写真には写らない美しさがあるから リンダ リンダ リンダ リンダ リンダリンダ リンダ リンダ リンダ リンダ もしも僕がいつか君と出会い話し合うならそんな時はどうか愛の意味を知って下さい リンダ リンダ リンダ リンダ リンダリンダ リンダ リンダ リンダ リンダ ドブネズミみたいに誰よりもやさしいドブネズミみたいに何よりもあたたかく リンダ リンダ リンダ リン…

  • 見知らぬ街 – ハンバート ハンバート

    久しぶりに君の話が出て元気でいるらしいとわかったよろしく伝えてと言ってたとそれだけでとても嬉しくなった 君が 好きだ 恋とかじゃなく他に例えようのないこの気持ち ああ遠く離れて長いこと君の声も聞いていないああそれでも信じているいつかまた君と会えることを 君の暮らす街を想像して昔のことを思い出してるぼくはといえば相変わらずで青くさいことばっか考えてる 君の 部屋の 窓辺に座りはじめて吸った煙草の匂い…

  • タクシードライバー – ハンバート ハンバート

    やけっぱち騒ぎは のどがかれるよね心の中では どしゃ降りみたい眠っても眠っても 消えない面影はハードロックの波の中に 捨てたかったのにね 笑っているけど みんな本当に幸せで笑いながら 町の中歩いてゆくんだろうかね忘れてしまいたい望みを かくすためにバカ騒ぎするのは あたしだけなんだろうかね タクシードライバー 苦労人とみえてあたしの泣き顔 見て見ぬふり天気予報が 今夜もはずれた話と野球の話ばかり …

  • 雨雨雷時時霰 – ハンバート ハンバート

    お天気がまるで読めない デタラメだこのままじゃ大変 ヤバすぎるよ 降ったり止んだり今日の雨 変な気候あっちじゃ雷ゴロゴロ 絶対異常気象降ったり止んだり今日の雨 あっちじゃ雷ゴロゴロこのままじゃ大変 ヤバすぎるよ お天気がまるで読めない デタラメだこのままじゃ大変 ヤバすぎるよ 降ったり止んだり今日の雨 変な気候あっちじゃ霰がバラバラ 絶対異常気象降ったり止んだり今日の雨 あっちじゃ霰がバラバラこの…

  • 今すぐ Kiss Me – ハンバート ハンバート

    歩道橋の上から 見かけた革ジャンに息切らし駆け寄った 人混みの中 ドキドキすること やめられない スピン気味のセリフに ブレーキは No Thank You身に付けた変化球も きょうは Bye Bye ドキドキすること やめられない 今すぐKiss Me WooGo Away I Miss You大好きだから 笑ってヨ今すぐKiss Me WooGo Away I Miss Youまっすぐに I …

  • 恋はいつでもいたいもの – ハンバート ハンバート

    もういいよ あきらめとくよああきっと きらわれちゃったないやんなるよ こんな自分が服みたいに 脱げたらいいのに もしかしたら もしかして君もぼくを 好きかもとそんなはずは ないことははじめからわかってたのに ああばかだな何度も何度も繰り返して明日からどんな顔して会えばいいんだ もういいよ あきらめとくよこの感じ 前もあったからもうどうせ 話ししないし借りた本 返さなかったな もしかしたら もしかし…

  • 夢の中の空 – ハンバート ハンバート

    むかしむかしはるか彼方人の背中には羽があって鳥のように自由に空を飛びまわっていたんだそうな ああそれってどんな ああ気分だろうか それは坊や人じゃなくて天使だとみんなはぼくに言うぼくだってねそんなことを本気で信じてはいないけど ああそれってどんな ああ気分だろうか みんなは忘れていくぼくだってきっと忘れてくいつかの夢の中で飛んだ空が広がっている ああそれってどんな ああ気分だろうか みんなは忘れて…

  • 朝なんて来なければいい – ハンバート ハンバート

    長い長い道を下って暗い暗い川を渡って細い細い路地を抜けて君を助けに来た やっと辿りついたようやく君と会えたなのに君は言うんだ今夜が最後だと どうか明けないでまだもっとそばにいたいどうか行かないで朝なんて来なければいい 明日の朝が来れば君は行ってしまうはるか遠いところもう会えないところ 何もかも捨ててぼくと一緒に逃げようとそう言って手を握ったらありがとうって笑ったね どうか明けないでまだもっとそばに…

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