テレサ・テン

  • 手紙 – テレサ・テン

    この手紙をあなたが読む頃には私は夜汽車にゆられていますもうここへは戻ってこないでしょうそうするつもりで出て行くのです小雨が降って 心がにぶります晴れてくれたら どんなにいいでしょうおかえりなさい おつかれでしょうまたお酒を飲んでいますか 短いけど しあわせありがとう私は今でもそう思いますこれ以上は悲しくなるだけと毎日毎日考えましたいつものような夜更けになりましたやがてあなたが戻ってくるでしょうおか…

  • 遠くから愛をこめて – テレサ・テン

    今日も汽笛が さびしく鳴るわ港のお店に ひとりでいるのきっとあなたは 私のゆくえ探しているでしょ 訳も知らずにもうお願いだから 探さないで心にきめた 別れなのよ いつかこうなる 二人のさだめ涙で見ている 港の灯りもしもあなたが 帰って来いと言ったら心は すぐにくじけるもうお願いだから 探さないで心にきめた 別れなのよ 遠いところで あなたのことを愛してゆくのよ いつも私はもうお願いだから 探さない…

  • 満ち潮 – テレサ・テン

    夜の砂浜 はだしになってどこへひとりで 歩いてゆくのあなたひどい人ね こんなに私をさみしい女に してしまったの寄せる満ち潮に この身まかせてこのまま流れ去って しまいたい 月の光が 波間を照らす甘く抱かれたあの日も夢ね今もうらめないわ 冷たくされても恋しいあの胸 忘れられない寄せる満ち潮が 素足洗うわこのまま流れ去って しまいたい あなた波にぬれて こんなに冷たい疲れて私は もう倒れそう寄せる満ち…

  • あなたに帰りたい – テレサ・テン

    もうあなたとは逢いたくないの心いつわる言葉がつらいひとりくらいなら暮らせるでしょうどんな町でも どんな部屋でもそんなつもりで旅に出たけどやっぱりあなたが恋しい北の海辺をさまよいながらすぐにも帰りたい もうおしまいね すべてが終わり胸の谷間に風吹くばかり渇きすぎたのよ ふたりの愛は二度とときめくことはないでしょうそんなつもりで別れたけれどやっぱりひとりじゃ淋しい白いホテルのツインの部屋で涙をふいてま…

  • 赤坂たそがれ – テレサ・テン

    小ぬか雨ふりやまず 傘をかたむけてどこへこれからゆくの 一ツ木通りここらあたりの お店にいるとうわさ頼りに たずねて来たがあの人の姿はなくて 灯りがまぶしいたそがれにつつまれた赤坂の街 サヨナラも云わないで ひとり消えた人せめてその訳どうか 聞かせてほしい甘く抱かれた あの日のこともみんな忘れてしまえというの怨んでも駄目なの 私あなたが恋しいたそがれに泣いている赤坂の街 探し疲れてテラスの椅子にひ…

  • 雨にぬれた花 – テレサ・テン

    雨の小径に私だけひとり残してゆくあなたたとえ追いかけたとて もう駄目なのね傘をかたむけただ一人ぬれて私はたたずむのこのまま死にたいわただあなただけに 生きてた私明日からはどうしましょう雨の小径に咲いている白く名もないあの花に私もなりたいわ 雨に煙って見えないわ好きなあなたのうしろ影遠くなるだけなのよ もうとどかない愛とまごころ棄てられて何か私に残るでしょうあとには涙だけただあなただけに 捧げた愛よ…

  • 愛のくらし – テレサ・テン

    この両手に 花を抱えてあの日 あなたの 家をたずねた窓をあけた 陽ざしの中であなたは 笑って むかえた手をつなぎ 頬よせてくり返す 愛のくらし花は枯れて 冬がきてもすてきな日々は 続いていた愛を語る ことばよりも吹きすぎる 風の中で求めあう ぬくもりが愛の 変わらぬ しるし 人は幾度も 愛に出会い終わりのない 愛を信じたある日 気がつく 愛の終わりに人は 幾度も 泣いた手をつなぎ 頬よせてくり返す…

  • 逢う時はいつも他人 – テレサ・テン

    酒のグラスを カタカタとあの人これから いい気分わたしくちびる そっとかむワインのグラス 似合う人愛したことが そもそも間違いだった赤いメノーの ブローチを抱きしめふとそう想うねえこっち向いてよ 話し聞いてよ久し振りだもの あなた抱いてくれても いいじゃない 派手な香水 ふりまいてあの人二度目の バスを浴びわたしソファーで 酒をつぐそろそろ電話 なる頃ね出がけ邪魔しちゃ いさかい又始めるわ氷うかべ…

  • 明日がある – テレサ・テン

    花咲く春を 信じよう明日という日を 信じようどんなに道は 遠くとも信じて歩く この一歩やがて希望の 朝がくる つらいといえば みなつらいそれが男の 人生だ涙の中に 夢は住むつらさをじっと かみしめて明日をこの手で つかもうよ なくしたものは 戻らないそれでいいのだ それでいいきのうをすてて 明日ばかりふりむかないで 行くだけだ若いいのちに 過去はない 人気の新着歌詞 夢立ちぬ – テレ…

  • 悲しみが涙と踊ってる – テレサ・テン

    別れに傷ついて この都会(まち)さまよえばきっとあなたのことが 忘れられない冬が春に変り そして 秋をつれて来てももう他に愛せはしない想い出さえ うすれる日まで悲しみが涙と踊ってる悲しみが涙と踊ってる愛の名残りが 背中合わせでも朝な夕ないつも 面影に抱かれて 時間を戻したら あなたをまた探すいまは愛することに 疲れたけれど夜が星を飾り そして 朝をつれて来てももう誰も そばにはいない目覚めたとき …

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