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双星プロローグ – スキマスイッチ

出会いはとある紹介で抱いた印象といえば
ナイスとは言えなくって 散々なものだったみたいだ

お互いに夢描いて上京をしたものの
まだ別々の道を歩いていた

踏み込まれぬよう心にラッピング
会話も物事の輪郭をなぞるばかり すれ違うことすらない感じで

縛られたくないんだ 面倒だ ほっといてくれ!って
うざったい 嫌って 交わろうとしないギャンブラーと
賢く生きたいんだ モットーは一石三鳥のフリーター
そんな二人のラブストーリー

その日は頭数を揃える要員として参加
ゲームなんかもして共通の話題も知った

だがしかしこの都会で暮らす田舎もんにとっちゃ
知り合いができてよかったくらいに思っていた

きっかけはミュージック 意外な急接近
夜通し 盛り上がる日が続く
しばらくすると 同じ部屋で過ごすようになっていた

それでも決めていた ギャンブラーはこれっきりって
さっと ふっと 姿くらます作戦だ
何かが違うって 理想を追いすぎては
またチャンスを逃してしまう

時に人は気まぐれ 心変わり フリーターにロックオン
いきなり会いたくなったなんて 甘い言葉
こうしてストーリーは加速していく

運命のいたずら 惹きあった 二人がほら
やっと ギュッと 人生の手を握り合った
世界は広がってきらめいた 誰よりも輝く星を目指して

幸せは無限大 最高に 痛快なんだ
もしかして これって案外相当無敵だ!?
絶妙なバランスと安心感
まさに二星間のラグランジュポイントとも言える

エピローグはまだまだ、必要ない

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