カラーボトル

  • 棘 – カラーボトル

    この雪のように春が来れば 消えてゆくだろうと思ってたなのに私の 心は今も あなたを浮かべてる 東京へ就職するのだと 知ったから近づくのは辞めた全てを捨てて 飛び込める程 無邪気な私じゃなかった これでいいんだ これでいいんだ 呟いてみるけどあなたの 横顔 思い出すのはなぜ重くてダサイやつに なりたくなかった どうせ上手くなどいかないよ ストローの音を立て飲み干すあなたの日々を 励ます度に つよがり…

  • モンスター – カラーボトル

    居心地の悪い空間も日々の生活に追われてそれさえも解らなくなるからこの幸せにマヒして君を手放すくらいならいらない 順応性なんていらない たまたま出くわしたモンスターに丸腰で立ち向かったんだ勝てる訳なんて無いのにそれが今じゃどうなんだ? 争いは好まないなんていいや 立てないだけなのさ リズムに合わせ 体を揺らす 踊り方なんて知らねぇつじつま合わせ そんなもんはやめて デカく行こうぜ いつも 考えように…

  • ダイヤモンド – カラーボトル

    大きな夢も 小さな夢も叶える前に 見つけられないねぇ僕は何をやりたいんだろう答えはめくるトランプさ 誰にもわからない 小さな小さなダイヤモンド 小さな小さな夢でいいよ探しているのさ 誰かが夢を また一つ投げ捨てた粉々になったその夢の カケラを僕に一つくれないか 小さな小さなダイヤモンド 小さな小さな夢でいいよどこにあるんだ 知らぬ人程 君の全てを知ってるかのように言うんだよあせらないで 君の心の声…

  • 胸かざり – カラーボトル

    色の付いた風と たくさんの星たち街の明かり過ぎて 赤目まばたく交差点 触れていたい夜は 肩を寄せ合う雲が晴れた後の ビルとビルの間から その胸かざり 月に照らされこのままふたり 歩いていたい 夜に溶けたい 次の角を曲がれば 夜が明ける君の肩に浮かんだ 月も落ちる 同じ時代 同じ世界に生まれ僕ら出会い 二つとない僕らの愛始まっているよ 始まってるんだよ その胸かざり 月に照らされこのままふたり 歩い…

  • ゼロになって – カラーボトル

    ゼロになって 何度だって生まれ変われる大切なものはそんなに多くない 手に入れたいばかりじゃすぐ両手はふさがっちゃうねケガしたくないばかりじゃ高く遠くへは飛べないね緊張したら僕だって鼓動は強く波打つし悲しみの後いつだって涙すぐ溢れてくるし 不完全な僕らさ 間違いだらけだっていいさどうしようもなくなったら どうしようもないと言えばいいさ数千グラムの体で君も 生きたいと泣きじゃくりながら産まれてきたんだ…

  • あいたい – カラーボトル

    会えた時はいつだって久し振りの僕ら言いたい事の半分も きっと言えてないよね甘えたりするのが苦手な君だから下の名前で呼ばれるだけでいつも嬉しくなる 何を食べてもどこを歩いても 君となら全てが特別になるさっき別れたばかりなのに こんなにも君が足りないこの距離が悔しいよ 会いたい あなたに伝えたい想いが もう胸に溢れてくる心は震えて僕を責めたてる 離れたくないと会えない日々が また始まる ああ 愛してる…

  • もしも雨に – カラーボトル

    もしも雨に打たれてるのなら君に傘を差し出そう ああ この雨は 強さを増すばかり大粒の涙 隠してしまう程 肩に貼り付いたそのシャツが 肌色に染まる頃君の心の奥に凍り付いてた悲しみは溶け 溢れ出すでしょう もしも雨に打たれてる君が駅前の交差点でうずくまっていたら地下鉄に飛び乗って僕がゆく君に傘を差し出そうだから何度でも 何度でも歩いて帰ろう その涙の理由など聞かないからずっと側にいるよ 枯れるまで泣い…

  • 歩くから – カラーボトル

    伝えたいことを声に出して 君に届けられたらいいのになどんなに願っても もう届かない 遠い遠い所へ君は旅立った昨日君の夢を見ていたんだ 目が覚めてもまだそこに居るみたいそう君はもう居なくて でも心にちゃんと居るんだ今日も胸にしまって歩くから 靴を履きながら 口ずさんでいたのは 君がよく歌っていた曖昧なメロディー今日はこの部屋にたどり着くまで 涙流さないよ 見ていてほしいそう君はもう居なくて でも心に…

  • MAMA – カラーボトル

    いつも照れ臭くてなかなか 口に出せない言えない事がある勇気を持ってあなたに伝えたい どうか笑わないで聞いて欲しい1984年3月末に僕は産まれた あなたやたくさんの人に見守られながら記憶なんてないけどアルバムめくれば あなたの胸で眠る僕がいる 言葉も何にも知らない 朝昼晩関係なく泣きわめき初めて覚えた言葉はそう ママ あなただった 今夜満月がキレイだね 僕はこの目で見ているよこの体そしてこの心 あり…

  • 春 – カラーボトル

    いま春が それぞれの胸静かに訪れるよねえ君はこの花びらを 誰と見上げているの 素直に笑えていますか 涙こぼしてませんか君がまだこの街で暮らしていたあの日からどれ位たったのでしょう もう戻れやしないけれど 思い出していたのですふざけあい抱きしめた 並木道の下重ねたいくつもの夢気が付けば季節はめぐり 残酷にあの日々は遠のくけどほどかれた僕の腕は 二度と君を抱きしめる事できない いま春が それぞれの胸静…

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