すぎもとまさと

姉さん – すぎもとまさと

僕の大事な姉さん 明日お嫁に
行ってしまうよ姉さん もうよその人
いつかこの時が 来ると解っていたけど
やっぱり涙こぼれて泣きたくなるよ
だから僕の姉さん 幸せになってね

僕の新らしい兄さん どうぞよろしく
たった一人の姉さんを 可愛がってね
もしもけんかしたら 僕が承知しないよ
二人で仲良くいつまでも暮して欲しいよ
だから新らしい兄さん
これからもずっと兄さん

僕の父さん母さん 涙かくして
一人娘が晴れて 嫁いで行く日に
泣き虫だったこの子も やっと大人になって
歩いて行くよ新らしい明日めざして
だから父さん母さん 見守ってやってね

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そこにあるから 追いかけて行けば はかない 逃げ水のそれが しあわせ あるよでなくてだけど 夢見る 願かける花のように 鳥のように世の中に 生まれたら いちずに

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転がる石 – すぎもとまさと

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さよならの 受話器置いた真夜中の公衆電話無口なお前が子供のようにふざけていたね泣かせるなと呟いたら涙まじり 笑い声さだって捨てたのはあなたじゃないのおかしいわよ

ドスコイ・ダンシング – すぎもとまさと

ドスコイダンシング ドスコイダンシングドスコイダンシング…ドスコイダンシング ドスコイダンシングドスコイダンシング ドスコイダンシングドスコイ ドスコイ ドスコ

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冬隣 – すぎもとまさと

あなたの真似して お湯割りの焼酎のんでは むせてますつよくもないのに やめろよと叱りにおいでよ 来れるなら地球の夜更けは 淋しいよ…そこからわたしが 見えますか

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やっと酒場(みせ)が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃白っ茶けたお天道(てんとう)が 浜辺を染め始めるのさそんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ波止場に出

クリフサイドのリリー – すぎもとまさと

クリフサイドのリリーが死んだベッドの電話 握りながら誰に別れを 言いたかったか誰も知らない港の見える ホテルが好きで浮いた噂も 妙になくて俺の気持を 知っていな

港町ジャズクラブ~眠っていたラブレター~ – すぎもとまさと

あの頃はもてたわね 青春の華ね港町ジャズクラブ にぎやかな祭愛もあり 恋もあり お遊びもあって夢なら覚めずに いてと思っただけどいつしか みないなくなり街の様子

アパートの鍵 – すぎもとまさと

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聖橋で – すぎもとまさと

あなたは売れない小説をためいきついて 書いている見果てぬ夢と知りながらわたしは横についている大きな愛だと信じてもついうなだれてしまいそう貧しいことは 平気でもこ

人間模様 – すぎもとまさと

上手に口説いて くれたなら今すぐ返事が 出来るのに大事な時には うつむいてお酒の匂い 嗅いでいるジョークもいわずに 歌わずに静かに笑って いるけれど少ない言葉は

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