流す涙は乾いても淋しい心はかくせない星も見えないこの街であなたしかない私ああ… お酒くださいああ… 寒い胸に涙が凍る心が燃えるあなたが欲しいひとりが辛いこんな夜はあなたを許せない雨の小道に散る花にこの世のはかなさ知りましたひとつ拾って手に乗せりゃ悲しみがこぼれますあ… 抱いてくださいあ… 寒い胸をほほづえつけば流れる涙あなたが欲しい春まだ遠いこの街でひとりじゃ暮せないあ… お酒くださいあ… 寒い胸
川面に映った 月をすくうみたいな近くて 遠い夢のかけらを求めて止まない 子供みたいな私夕化粧の姿に似て 色づく恋深く深く息をして 流れる風 見送れば笑顔になれたよあなたと 今 重ねる 穏やかな時間涙は尽きなくても ぬくもりが そばにあるここにいてね ずっといてねかなわないものと 知っているはずなのにあなたを待つ心は 十六夜(いざよ)う日の暮れにそっと 風に寄り添う様な夕化粧の姿に似て 華やぐ恋差し
あなたと逢った その日から恋の奴隷に なりましたあなたの膝に からみつく子犬のようにだからいつも そばにおいてね邪魔しないから悪い時は どうぞぶってねあなた好みの あなた好みの女になりたいあなたを知った その日から恋の奴隷に なりました右と言われりゃ 右むいてとても幸せ影のように ついてゆくわ気にしないでね好きな時に 思い出してねあなた好みの あなた好みの女になりたいあなただけに 言われたいの可愛
あなたの優しさに 甘えている自分がいるこのままでは いけないから さよなら言おうと 思ったあなたに嫌われて すてられると辛いから今ならまだ 間に合うから さよなら言おうと 思った白い雪 舞う 大空を 舞うあなたの手のひら 溶けて消える そんな恋で良かったあなたに見送られ 私はこの町を出る行くあてなど ありもしない 泣くなと 心に誓った大きく手を振った とても感謝しているから振り向くのは これが最後
想い出に降る 雨もある恋にぬれゆく 傘もあろ伊豆の夜雨を 湯舟できけば明日の別れが つらくなるたとえひと汽車 おくれてもすぐに別れは くるものをわざとおくらす 時計の針は女ごころの かなしさよもえて火となれ 灰になれ添えぬ恋なら さだめなら浮いてさわいだ 夜の明け方は箸を持つ手が 重くなる
あの窓も この窓も 灯がともり暖かな しあわせが 見える一つずつ 積み上げた つもりでもいつだって すれ違う 二人こんな つらい恋口に出したら 嘘になる帰りたい 帰れない ここは無言坂帰りたい 帰れない ひとり日暮坂あの町も この町も 雨模様どこへ行く はぐれ犬 ひとり慰めも 言い訳も いらないわ答えなら すぐにでも 出せるこんな つらい恋口を閉ざして 貝になる許したい 許せない ここは無言坂許し
桜吹雪が舞う頃 ふたり出会った この町恋は不思議 いつのまにか あなた私のすべてに男と女 好きになったら負けね背中みつめているだけで幸せだった見える景色すべてが バラ色でゆれて歩いた街並風に銀杏が踊って 道も黄金に色づく移る季節見れば少し 心がわりが恐いの男と女 愛の言葉のかわりに抱いて抱かれてふたりは確かめあった窓の下は通りに影もなく夜明けまどろむ小部屋で氷雨まじりの夕暮れ ぬれてさみしい並木路
帰ります ふるさとへ私のふるさとは血の色に 染まる海の忘れ去られた 小島です私を追ってきてくれますかそんな本気がありますかもとの私に もどりたい夢からさめた それだけよだまし舟 折りながら港で船を待つもう一度 鬼ヶ岬でバラモンの凧 上げたいの海の男にゃなれないあなたヤワな言葉はいりません汐のにおいの 二の腕がいまは恋しい それだけよ髪を切り 出直すのまだ間に合うかしら鳳仙花 爪紅さしてバテレン祭り
蝶(ちょう)よナーヨー 花よとヨー育てた娘(むすめ) 今日はナーヨー他人のヨーオヤ 手に渡すナーエー故郷(こきょう)ナーヨー 恋しとヨー想うな娘 故郷ナーヨー当座(とうざ)のヨーオヤ 仮(かり)の宿(やど)ナーエー
他人なら 優しく出来ても恋はエゴイスト淋しさで 抱き合うのさえもときに 臆病になるわそう 街は大きな鳥篭ねみんな 飛べないの歯痒ゆいのよ その唇キスする場所 間違えてる心の傷なら そんなとこにない歯痒ゆいのよ その口づけ私の中の落とし穴ぽっかり開いてる 孤独を塞いで真夜中に シャワーを浴びると窓にナルシスト仄白(ほのじろ)い 乳房(ちぶさ)を映して綺麗 そう呟いてるねえ 少女染みた科白(せりふ)で
哀しい恋の歳月(としつき)を知ってるように海風に抱かれて眠る波も麗(うらら)な若狭の湾(うみ)よあなたを捜(さが)し浜辺を歩(ゆ)けば帰らぬ恋に砂が鳴くいくら呼んでもわたしの愛はあなたの胸には届かない辛い別れを恋歌(うた)で紛らして続くの続くのわたしの旅はいつかは終わる恋だとはわかっていたの最初(はじめ)からそれでもわたし辿(たど)りたかったあなたの辺(ほとり)はぐれた海鳥(とり)がぐるぐる回り沖
夜明けの枕に 聞こえます三月 桜の ため息がみじかい苦しい 命ならあなたの吐息で 散らせたいしあわせが どこかへ逃げて行く春の夢が そこまで 来てるのに泪の向こうに にじみます八月 螢の さよならが愛する嬉しさ さびしさもあなたが教えて くれましたしあわせは 帰ってこないのね秋の川に ぬけがら 流します愛の日よ 明日は風になり空の果てを さすらえ あてもなく
飾り窓の人形のよう悲しそうな顔していても涙ひとつもみせない熱い血のかよわぬ女何とでも言うがいいわ別れたあの日の夜大阪テ・キエロ 雨にけむる海に投げた心の鍵大阪テ・キエロ もう二度と探せないようにこの胸の この愛は 今もあなたゆえにほんまの恋 遊びの恋一夜の恋 みちならぬ恋お芝居でもしましょうか熱い血のかよわぬ恋をあの人と同じ声で言ってよ すきやからと大阪テ・キエロ 忘れていた胸の焔 呼び覚まして大
月夜の海に 二人の乗ったゴンドラが波も立てずにすべってゆきます朝の気配が 東の空をほんのりとワインこぼした色に染めてゆくそんな そんな夢を見ましたあなたは時々振り向きWink and Kiss微笑ながら合図に肩をすくめてもちょっぴり眠い夜明け前です三日月模様 空が尖ってゴンドラもスピード上げて進んでゆきます朝は半分 ビロード製の幕上げて水の表面を鏡にしてゆくそんな そんな夢を見ましたあなたは時々振
忘れないで 忘れないで時は 流れ すぎてもむせびないて むせびないて別れる君と 僕のために五月 この僕が帰る まばゆい五月赤いバラは 想い出のバラは君の庭に 咲くだろうか水を花びらにあげて 涙の水を恋のバラに 悲しみのバラに君の白い ほほよせて忘れないで 忘れないで時は 流れ すぎてもむせび泣いて むせび泣いて別れる君と 僕のために五月 花ひらきめぐる ふたりの五月赤いバラを うつくしいバラを僕の
黒百合は 恋の花愛する人に 捧げれば二人はいつかは 結びつくあゝゝ……あゝゝこの花 ニシパに あげようかあたしはニシパが 大好きさ黒百合は 魔物だよ花のかおりが しみついて結んだ二人は はなれないあゝゝ……あゝゝあたしが死んだら ニシパもねあたしはニシパが 大好きさ黒百合は 毒の花アイヌの神の タブーだよやがては あたしも 死ぬんだよあゝゝ……あゝゝ
ララバイ ひとりで 眠れない夜はララバイ あたしを たずねておいてララバイ ひとりで 泣いてちゃみじめよララバイ 今夜は どこからかけてるの春は菜の花 秋には桔梗そして あたしは いつも夜咲くアザミララバイ ひとりで 泣いてちゃみじめよララバイ 今夜は どこからかけてるのララバイ なんにも 考えちゃいけないララバイ 心に 被いをかけてララバイ おやすみ 涙をふいてララバイ おやすみ 何もかも忘れて
愛しあってもどうにもならぬ今日という日が行き止まり思い出だけのあなたゆえ遠くで幸せ祈りましょうあたしは酒場の恋あざみうぶな気持ちで愛していても生きて行くにはつらずきるあたしはどうせ夜の花やさしい言葉はかけないでこのままだまって別れたい恋のにがさを忘れるために呑めぬお酒も呑みましたどうせ咲かない花だものこれきりあなたにゃ逢いませんあたしは涙の恋あざみ
淡紅の秋桜が秋の日の何気ない陽溜りに揺れている此頃涙脆くなった母が庭先でひとつ咳をする縁側でアルバムを開いては私の幼い日の思い出を何度も同じ話くりかえす独言みたいに小さな声でこんな小春日和の穏やかな日はあなたの優しさが浸みて来る明日嫁ぐ私に苦労はしても笑い話に時が変えるよ心配いらないと笑ったあれこれと思い出をたどったらいつの日もひとりではなかったと今更乍ら我がままな私に唇かんでいます明日への荷造り
アカシアの雨にうたれてこのまま死んでしまいたい夜が明ける 日がのぼる朝の光りのその中で冷たくなったわたしを見つけてあの人は涙を流してくれるでしょうかアカシアの雨に泣いてる切ない胸はわかるまい思い出のペンダント白い真珠のこの肌で淋しく今日もあたゝめてるのにあの人は 冷たい瞳をして何処かへ消えたアカシアの雨が止む時青空さして鳩がとぶむらさきの羽の色それはベンチの片隅で冷たくなった私のぬけがらあの人をさ
いまでは指輪もまわるほどやせてやつれたおまえのうわさくちなしの花の花のかおりが旅路のはてまでついてくるくちなしの白い花おまえのような花だったわがままいっては困らせた子供みたいなあの日のおまえくちなしの雨の雨の別れが今でも心をしめつけるくちなしの白い花おまえのような花だった小さな幸せそれさえも捨ててしまった自分の手からくちなしの花を花を見るたび淋しい笑顔がまた浮かぶくちなしの白い花おまえのような花だ
あなたが愛したのは わたしじゃなくて淋しい自分を 慰めていただけ心も身体も みんな嘘つき最後は 泥んこで また終わったけれど死ぬなんて バカなことよあんな野郎(おとこ)は 履くほどいるさ泣かされたけど 元気でいなよもうわたしあなたの 人形じゃないからあなたのずるさなんて わかってたけど抱かれりゃ許して 倖せのふりして何かに怯えた そんな暮らしに本当は くたくたに ただ疲れてたから死ぬなんて 嗤われ
あなた遠くへ 行きそうで急ぎ足して 影を踏むなれるでしょうか なれないですかすべて捨てたら 倖せに涙はらはら 雨降り橋よ追えば凍てつく 夢ばかり羽を濡らして あなたから飛んで行けずに いる私風に舞い散る 花びらさえも枝に命を からませる未練ほろほろ 雨降り橋の川に運命を 問うばかり止める術さえ ない指で落ちる涙を
見慣れた街角にも 季節はめぐるのに心は今もあの時のまま 身動き出来ないのよ逢いたい気持ちだけで かけだしたけれど言い出せなくて おさえた想い伝えたいのあなたにいつまでもそばにいて あなたを感じたいのこんなにもこんなにも切なくて恋しくて すき留守番電話の声 くり返し聞きながらあなたの笑顔思いうかべて やさしい気持ちになるうまく言えないけれど 信じているのよはにかむ瞳そして唇 好きなのすべてが遠く離れ
逢わずに行こうか 顔みて行こかこころが迷って 遠まわり風が鳴る鳴る 雲がとぶ婆娑羅峠は なみだの峠今もあなた伊豆の下田にいるだろか虎落笛(もがりぶえ)つめたい躰 酔いざめの水夢みて枕を 濡らしたわあんないいひと いなかった婆娑羅峠は 女の峠あなたあなた一度本気で惚れたひと忘れない松崎すぎれば 景色が変わる海辺はここまで あとは山逢えば何から 話そうか婆娑羅峠に 夕陽が燃えるあなたあなたあなた次第よ
遣り水さらさら蛍が飛び交う闇を走ってあなたに会いに行くこれが最後ですあなたに抱かれたら何処かへわたしは消えてゆきます風が冷たくなりましたもうすぐ秋ですね話しかけてもきっとあなたは何も変わらない白い単衣の帯紐しめて明朝はたちます 霧の中辛いわこの恋ふたりのひとを愛するなんてわたしには出来ません心魅かれても辿れぬ愛(ゆめ)だから今からわたしはさよならします恋は宇治川に流されてもうすぐ冬ですね水の瀬音に
カモメ~もうすぐ帰る 夜が明ける魚は大漁だ 子供は元気か酒を揃えてヨ~ 待ってろよここは日本海 男背負ってヨ~波をかき分けて 帰り船だよポンポンポン 船が ポンポンポンポンポンポン 陸へ ポンポンポンア~ 秋田ポンポン節ポンポンポン ポンポンポン海ヨ~じっぱり取れた ありがとう母ちゃん恋しや じいちゃんも ばあちゃんも笑顔土産にヨ~ 波しぶき度胸ひとつでヨ~ 舵をあやつるヨ~夢が男のヨ~ 宝物だよ
目覚めて また思う私は生きている今日も 力かぎり生きていこうと われに言う人の命は 川の流れかとめどなく 受け継がれ 私まで命 つなぐもの それは絆 絆 絆―絆に支えられ 私はここにいる人を愛すことが 生きることだとそう思う一つになった あなたと私偶然の出来事と 思えない心 結ぶもの それは絆 絆 絆―生まれてくる前に 約束されていただから 私たちは 永久に 離れず生きていく絆の美しさ 絆の頼もし
キラキラと冬の朝まるで天使が舞うようだすれ違う白い息今日が良い日であるといい教えてください少しでもみんな幸せに近づいているのだから歩き続けるのこごえるだけの冬の朝凍てついた冬の朝飛び交う声は子供達真っ白な時間さえ愛しく過ぎて行くのですいつかは必ず春がくるみんな心にあたためているのだから歩き続けるのこごえるだけの冬の朝ランランララララランランララララランランララララランランララララ
幸せになんか なれなくても構わなかったわ ふられるくらいなら…酒は夢見る道具だと 言ったあたしが酒に泣くあなたどうして あなたどうしてあぁ あぁ 霧笛も吠えて…ヨコスカ異邦人(エトランゼ)「いい人よ」むきに かばってみたそうだよ あたしに 見る目がなかったの…切れた親指(オトコ)にしがみつく 女なんかになれないわあなた口惜(くや)しい あなた口惜しいあぁ あぁ 口紅(ルージュ)もひとり…ヨコスカ異