HOLLY NIGHT — 鈴木康博

約束の時刻に 現われたおまえは
トランクひとつ 陽気な声で
さよならと言った

週末の東京 一面の粉雪
おまえのゆくえ 隠すように
空を埋めてる

ひとの気持ち 知らないで
勝手なヤツさ
戻ってくるな もう二度と
どこでも行けばいい

振りむいた毛皮に Tシャツが見えてた
着いたらすぐに 知らせるわと
夏へ飛んだ

気がつけば あれから
春 夏 秋 冬
忘れていたと言えばうそに
聞こえるけど

元気ならば それでいい
捜さないけれど
不意にどこかで もう一度
会うのも悪くない

週末の東京 いつのまに Oh! Holly Night
胸の空白を 埋めてくれよ
この冬も この冬も
ひとりきりさ