君が呼ぶのなら – 藤田麻衣子

淋しそうな声で
君が僕を呼んだ
静かな夜はもう
二時を回ってる

首都高の右手に
今日も東京タワー
ここを通るたび
アクセル強く踏む

急に会いたがったり
急に突き放したり
どうしたいんだろう
何がそうさせてるの

君が呼ぶのなら
いつでも会いに行くよ
君が泣くのなら
僕が抱きしめるから
そんなふうに気持ち
はからなくていいんだよ

降りた一般道
続くテールランプ
ブレーキ踏みながら
君の顔が浮かぶ

君を思う毎日
こんな関係いつまで
続いていくんだろう
出口は見えないまま

それなのに今日も
そばにいたいと願う
そして気まぐれに
また君が僕を呼ぶ
一瞬でも君が
僕を求めるならいい

いつまでもこの先ずっと
このままでいいわけじゃない
でも そばにいるだけで
いいんだよ 今は
それは嘘じゃない

君が呼ぶのなら
いつでも会いに行<よ
君が泣くのなら
僕が抱きしめるから
そんなふうに気持ち
はからなくていいよ

いつかこの僕を
選んでくれるかは
わからないだけど
君が苦しい時に
君の手に届く距離にいたいんだ
いつだって僕が
君を守りたいんだよ