散るは涙か花びらか — 石原詢子

渇いたままの 唇に
散るは涙か 花びらか
ただ待つだけの つらい恋
いいのそれでも 幸せだから…
胸に降る降る 花しぐれ

瞳の奥の 淋しさに
いつか魅かれた 私です
この次逢える あてもなく
あなた怨めば なおさらつらい…
指にこぼれる 花しずく

花びら揺れる 襟元に
夜が冷たく しのび込む
女はいつも 泣くために
恋に命を かけるのでしょうか…
胸に降る降る 花しぐれ