二人でいてさえ 寒いのにとても独りじゃ 死にそうよどうしてこの世はまゝにまゝにならないの燃えてみだれて 別れて覚めて未練ほろほろなみだ雪別れが待ってるさだめでも重ね合わせた夢なさけどうしてこの世はまゝにまゝにならないのいつか誰かに 身をまかせてもあなた以上に 愛せまいこぼれるお酒で 書く名前憎みきれない なつかしさどうして この世はまゝにまゝにならないの肌を濡らして 心につもる命冷え冷え なみだ雪
一夜泊まりの この旅は人目を避ける 宍道湖あたり好きよ好きです 添えないけれどあなたとふたり 情けの宿で何故かしみじみ 泣かされるあゝ女ごころの やるせなさここは京店 椿谷湖のほとりで よせあう肩が花を散らして あなたに縋る儚い夢を 重ねたままでみれん切なく ほつれ毛があゝうなじにからんで 乱れます松江大橋 わかれ橋ひとりで淋しく 渡って行くの恋のかけ引き からくりならばあなたなしでは もう明日は
夜明けの蒼さに 染められてこころは淋しい 海の色ふたりは他人に もどるのねでもでもでも でも波のように ゆらりゆれて抱かれた日々 胸をしめつけるさよなら 何も言わないでなみだを 海に帰しましょうあなたさよなら 愛ははかなくて崩れて消える 砂の城ふたりでかもめに なれたらとつぶやく背中が 悲しいの泣いたらあなたが 困るのにでもでもでも でも夢のなかで ゆらりゆれて溺れた日々 胸にこみあげるさよなら 
たとえば阿修羅の 明日でもたとえば離れて 生きようとあなたは私の 光ですこの愛死ぬまで 忘れない恋しい人の 倖せを心ひとすじ 祈りたい燃えて…燃えて…燃えて吹雪 地吹雪 紅吹雪…雪よ降れ降れ 命しんしん 雪よ降れたとえば地の果て 海の底たとえば血を吐き 泣こうとも涙の鎖を ひきずって蛇身(じゃしん)となっても 愛し抜く簪(かんざし)よりも 着物より熱い想い出 あればいい燃えて…燃えて…燃えて吹雪 
壊れたヒール ぶらさげて追いかけるよな がらじゃない本気にさせて まいらせといていつも男は 消えてゆく逢いたい…逢えない…泣きたい…ほんのちょっぴり飲みたい…酔いたい…カッコ悪いかなあぁ…哀しいね 私 意地っ張りふられ ふられ上手だね今度はマジに 惚れていた信じて夢を 見ていたよかけひきなしで 愛してみても男心は シャボン玉逢いたい…逢えない…泣きたい…ほんのちょっぴり飲みたい…酔いたい…カッコ悪
帯をほどいて あなたにすがりゃ夢も心も 燃えたのにそれが出来ない恋でした許してしまえば よかったものを人眼逃れて花友禅の袖にみれんを あー抱いて泣く恋に生命を 託した身なら怖いものなど なかったになんでひと夜を避けたやら抱かれてしまえばよかったものを女絵模様花友禅の胸に残るは あー悔いばかり叶うことなら縁の糸を結び直して 生きたいの願う黄昏 鐘が鳴る甘えてしまえば よかったものをあなた恋しい 花友
手鏡に涙 隠して夜の化粧 口紅をさす 口紅をさす信じても 逢う瀬短かい いで湯妻この髪 この指 この爪までもみんな愛して 欲しいのよ奇麗だと 言葉 やさしく着物姿を 褒められたいの 褒められたいの盃に 想い溢れる
幼い頃の夢を 追いかけて ここまで来たの苦しいことも今は 笑い話になるわ涙溢れたら 月明かりの下でキラキラと照らされる 星に変わるの私には歌があるから 大切な人がいるから生きてゆく喜びを ありがとう遥かに続く道は 果てしなく 遠いけれど楽しみながら歩く 道を探して行くわ心疲れたら 野に咲く花を摘み温かな陽のあたる 窓に飾るの私には歌があるから 愛される人になるからいつまでも これからも ありがとう
出直すつもりの 旅発ちなのになんで未練が 袖を引くあなた忘れの みちのくは川の瀬音が 道しるべ奥入瀬川は 三乱(さみだれ)を越せば阿修羅(あしゅら)の越せば阿修羅の 波が立つどうして許した 苦しむだけの添えぬ恋だと 知りながら愛を重ねた 想い出に負けて塩瀬(しおぜ)の 帯が泣く奥入瀬川は 白糸の滝があなたの 滝があなたの 声になる他人と言う名に 変わったものをいまもあなたを 心待ち先を急げば みち
行かないで 行かないで引き止めて いたいのに 情ないね背を向けて あなたの 船が出る港町素肌を重ねて 温もりをあげる 夢も覚めて凍る 切なさよこのままで このままでひと冬を 待つだけの 運命なら眠れない 未練が 身を焦がす港町淋しさお酒に
人の別れを 遠くする船の憎さよ つれなさよあなたなしでは 生きられないの私を捨てて 行かないで女 一羽の 海峡かもめ波の数ほど 逢いたさが胸の波止場に 打ち寄せる好きな人なら この世にひとり甘えて燃えて すがりたい夢にはぐれた 海峡かもめ遅い春でも 忘れずに咲いて椿は 化粧する雪と一緒に
赤いルージュを 吐息で濡らしひとり飲む酒 苦い酒来ない誰かを 待ち侘びるより水に流して さよなら…涙の粒 飛んでけ 噂の種 飛んでけ生まれ変われ バラのように…あなたのすべて 想い出さえもグラスの中 指で回せば…恋はまぼろし 酒とバラ掛けた電話を 迷って止める淋しがり屋の 悪い癖憎み切れない そんな人でもケジメつけます 今夜で…幸せまた 来るから 出逢いもまた あるから翼広げ 鳥のように…止まり木
微笑ってサヨナラ言いましょうね悲しい涙は嫌いよどんなに激しく燃えた恋も花のようにみんな散ってゆくのねあなたの胸で夢を見るのはこれきり 今夜かぎり…抱きしめてよせめて夜明けの前に別れの朝が こわいのもすこし お酒を飲みましょうね酔っても泣いたりしないわ女のいちばん綺麗な季節めぐり逢えてそして 愛された人あなたのどこか淋しげな瞳もこれきり 今夜かぎり…くちづけして忘れられないように別れの朝が つらいの
指に気合いの 息ふきかけて男 まさりの 撥さばき津軽三味線(しゃみせん) じょんがら酒場思い出揺さぶる 歌よあんた抱かれて 許した あの夜が憎い惚れてしまえば 一途に尽くすいのちひと筋 一の絃お客相手の 地酒を酌んでほんのり酔いたい夜よ あんた強気で生きても 女は女津軽 下北
過ぎてしまえば 昨日は昔変わるさだめの 浮き沈みみんな夢だね お月さん罪もないのに 世間の人が差すは冷たい うしろ指好きな人とは 添い遂げられず無理に抱かれた 夜もあるみんな夢だね 磯千鳥渡り歩いて 始めて知ったどうせ この世は 薄情けまゝにならない 憂き世に生きてお吉三味線 撥が泣くみんな夢だね
お前にゃ苦労の かけ通しいまさら なんです 野暮なこと交す言葉も 冗談まじりほろほろほろり ほろ酔い酒を酌いで酌がれて 眼で笑うあなたに一生 惚れ抜いて世話やき女房で くらしたい遠慮知らずの 似た者同志ほろほろほろり ほろ酔い酒を差しす差されつ 夢ごこち世渡り上手で なくっても男の値打ちは 想いやり燗も程よい
ねえ あなた 愛するために人は逢いねえ あなた みれんに泣いて遠ざかるのね別れて生きても あなたが好きよ許した 肌に アー 罪はない降れ降れ積れ 惜しみなく雪の華 雪の華ねえ あなた 寄り添いながら酒をつぐねえ あなた
瀬音かなしい 小紅の渡し風が冷たく 肌を刺す離さないでね この指をあなた死ぬまで 一緒です命はひとつ 恋ひとつ揺れて寄り添う 長良川後ろ髪引く 小紅の渡し母に不幸の 手を合わす人の噂や 白い目に耐えて暮らすか 妹よ命はひとつ 恋ひとつ捨てる故郷 長良川川を横切る 小紅の渡し苦労承知の 向こう岸踏まれ踏まれて 生きようといつか二人に 花も咲く命はひとつ 恋ひとつきしむ櫓の音 長良川
踊る輪の中 秘かに抜けて忍び逢う身に 胡弓が沁みるつらさ承知で 惚れたのだからいいのよ いいのよ 泣いてもいいの越中おわらの 風の盆桜吹雪の 花びら受けてふたり歩いた 松川べりよ胸に恋の火 灯したあの日いいのよ いいのよ 散る日が来ても越中風舞い 城下町明日の運命も 女の夢もみんな預けて あなたにすがる港 漁火 泣く波の音いいのよ いいのよ ぬくもりだけで越中しぐれの 氷見の宿
人のうわさを 逃がれる旅のこころは冬の 空つづきさよなら…あなた もう逢わないとくちびるかめば 入道崎の岩にしぶきの 花が散る肌の匂いも ちぎれた夢もいで湯に捨てた はずなのにさよなら…あなた 寒風山のやさしい姿 あおげばなぜか熱くなります この胸が男鹿のはずれの ここまで来たらきのうへ戻る 途(みち)はないさよなら…あなた 海一面を夕日が染める 入道崎は風が涙を ふいて行く
いくら好きでも 叶わぬ恋に泣いて女の 流れ旅まるであなたが 呼ぶように夜の陸奥湾 汐が鳴る下北半島 星の雨降る 港町夢のなきがら 仏ヶ浦の海に納めて 船に乗るあの日はじめて 結ばれたヒバの香りの 奥薬研下北半島 ひとり酔えない 手酌酒窓の向こうに 漁火連れて風間浦から 大間崎今もあなたを 好きだけどここが汐どき 忘れどき下北半島 明日へとび立つ 磯千鳥
大阪発の はまかぜで私ひとりの旅に出る優しい面影 恋しくて北の街へと向かいます車窓に映ゆるは 日本海余部鉄橋 涙で越えるねえ! あなた 淋しすぎますひとり佇む 浜坂の駅ここは日本海思い出さがしの 一人旅です帰らぬ夏が よみがえる白い砂浜 よりそって諸寄海岸 居組までこころ焼きつく 日差しより愛を あなたを
微笑みのレイ ときめきのフラ南の島に 咲いた恋の花そよ風のキス とこしえの愛あなたに贈る 幸せの歌忘れないで 忘れないわ永遠の愛をあなたにマハロ・ヌイ・ロア 愛する…マハロ・ヌイ・ロア あなたに…思い出の夜 三日月の舟南の島に 咲いた星の花伝説の丘 虹色の夢あなたに贈る 幸せの歌海をこえて 時をこえて永遠の愛をあなたにマハロ・ヌイ・ロア 今宵も…マハロ・ヌイ・ロア
雪が舞い散る 浜町河岸をつらい運命が 通せんぼ欺すつもりは なかったけれど恋の未練が 夜叉にするお梅 血染めの 蛇の目傘(セリフ)巳之さん 堪忍しておくれ!最初から欺すつもりじゃなかったんだ…でも大夫とはどうしても別れられない…あぁ…巳之さん、お前一人を死なせやしない大夫の襲名披露が終わったら、きっときっと 梅も後から行くから…どうぞ許しておくれ…罪の重さに 身を凍らせて逃れやつれた 乱れ髪せめて
一度結んだ 絆の糸は離れていたって ほどけないあなたひとすじ 待つ身には夜風がつらい 噂がつらい恋しさこらえ ひとり飲むほろり泣かせる しのび酒いつか一緒に 暮らせる夢が心の支えよ 命ですあなたいつ来る いつ帰る涙が揺れる 思い出揺れる信じていても せつなくてほろり泣かせる しのび酒末は夫婦と 誓ったからは誰にもこの肌
ふる里みちのく 北上川の岸辺で育った あなたと私がんばりましょうね 寄り添い尽くし生きてゆくのよ この町でこころ清らかな 白百合と肩抱くあなたが ささえです遙かな奥羽山脈(やまなみ) 浮雲ひとつあなたがいつでも 隣にいるわがんばりましょうね 雨にも負けず苦労くの字の のぼり坂南部木挽唄(なんぶこびきうた) 口ずさむやさしいあなたに 惚れてます幸せ雪解け 北上川が運んでくれます
燃える身体を あなたに預け生きた月日の 短かさよ恋は泡沫 ひと幕芝居舞台化粧に 涙を隠し迷う心の 乱れ舞い仕掛け花火か この世の恋は胸を焦がして 闇になる夢が散ります 無情の風に残る怨みを 断ち切りながらかざす扇の 乱れ舞いこれでいいのよ 私の運命踊り絵姿 女の意地を懸けて激しい 乱れ舞い
天の岩戸の 昔から日本人なら 祭り好き里じゃ 豊年 港じゃ大漁汗で つかんだ 宝物目出た 目出たの 祝い唄グイの グイグイ 飲み干して天下 ごめんの 祭り酒ソレ ソレソレソレ 祭り酒好きな人には 惚れ抜いて邪魔が入ろと 添い遂げろ神も 佛も 二人の味方恋の鉢巻き 締めなおし心ひとつの 祝い唄グイの グイグイ 飲み干して派出に陽気に 祭り酒ソレ ソレソレソレ 祭り酒担ぐ神輿の 掛声で野暮な 不景気 
富士に白波 朝日を浴びて今日はめでたい 二人の門出人生海原 まっしぐらどんと漕ぎ出せ 初航路祝い寿 宝船心重ねて 舵取り合って浮世苦労の 荒海越えるたとえ嵐が こようとも夫婦絆は ほどけない華は寿 宝船恵比寿大黒 七福神の千両万両の 笑顔が積荷空につがいの 鶴が舞う海にゃ孫亀 親子亀夢は寿 宝船
もみじが紅を まだ残すのに粉雪ちらつく 逢瀬橋傷つき泣くのも かくごの上よしてはいけない 恋だけどわたしなりたい あゝ しあわせに生きるか死ぬか 苦しむ恋を映して思案の 逢瀬橋すべてが欲しいの 少しじゃ嫌よ無理を云ってる くちびるを指でふさいで あゝ 抱くあなたもつれるように あなたにすがりゃ裾がみだれる 逢瀬橋明日はいらない 今日だけ欲しい燃える火のよに 花のよに女いちりん あゝ 咲かせたい