森羅の唄 — 白虎(中多和宏)

木々のざわめきたち それは森羅の唄
風よ 伝えてくれ いとしきものの声

嘆きに耳をすませて 喜び 分かちあい
世界を吹き渡るように 命たち 抱きとめて

大地よ 緑に息吹け 新たな種を運ぼう
恵みの雨を日差しを連れて走ろう 果てなき空

地の上にあるもの どこまでも美しい
存在するすべて 守りたいと願う

倒れた草の下から 小さな芽がふいて
世界はくりかえしてく 命たち つなげてく

大地よ 緑に息吹け 永遠(とわ)へと種を運ぼう
この手にできるすべてをかけて走ろう 果てなき時

大地よ たとえ明日が 世界の終わりでも
命をつないでゆこう 美しきこの星よ

大地よ 緑に息吹け 新たな種を運ぼう
恵みの雨を日差しを連れて走ろう 果てなき空