FLOWER — 田村りおん

月と地上を何度も 想い出が鳴り響いて
「夢なら覚めてよ」と呟いた

テーブルの一輪挿し
うつむいたままの蕾(つぼみ)
咲かないまま枯れる恋に似ていた

微笑みあった分だけ 切なくなって
過ぎてゆく・色褪せてゆく 記憶に消えるの…

時が流れて いつかあなたと 再会(であ)えた時に
偽りのない笑顔で過ぎた日々誇れるように
don’t say good bye…

数え切れない二人の 想い出の中に今も
消えない温もりを 抱きしめて

窓の外に咲いた花
光の中で輝く
立ち止まる事さえ 拒んで見えた

はしゃぎあった分だけ 静かなこの部屋
戻らない・あの優しさが 胸を突き刺した…

同(おんな)じ時を 過ごした事も 忘れるくらい
いつかあなたに 「幸せだよ」と 語れるように
don’t say good bye…

時が流れて いつかあなたと 再会(であ)えた時に
偽りのない笑顔で過ぎた日々誇れるように
don’t say good bye…