ミヨちゃん — 渥美清

みなさんよ マァひと通り私の話を
聞いてやって下さい。
丁度 私がまだ高校二年で
あの娘さんも…
ミヨちゃんも これまた高校二年の
春でございました。

僕の可愛い ミヨちゃんは
色が白くて小さくて 前髪たらした可愛い娘
あの娘は高校二年生

ちっとも美人じゃないけれど
なぜか僕をひきつける つぶらな瞳に出逢う時
なんにも云えない 僕なのさ

だめな男だなァ 俺って奴は……

それでもいつかは逢える日を
胸にえがいて歩いていたら
どこかの誰かとよりそって
ミヨちゃんが 笑顔で話してる

そんなようなわけで 笑ってやって下さい。
私の初恋も 見事に花と散りました。
こんな私だから 恋人なんて いつのことやら
でも、夢だけは持ちつづけて
いきたいんですよ……

今にみていろ僕だって
ステキな可愛い恋人を
きっとみつけてみせるから
ミヨちゃん それまで サヨウナラ
ミヨちゃん それまで サヨウナラ

あわれな奴と お思いでしょう
どうぞ 笑ってやって下さい。