風を連れて — 浪川大輔

ちぎれた雲の輪郭に 夕暮れにじむオレンジが
駅からのびる一本道 やわらかく染める
ゆるめた心の速度で 思い思い歩きながら
まばらな人波が途切れる 角までもうすぐ

いつかした決意と作り上げた自分
なりたかった未来図に
どれだけ近づけたかな

頑張ってるか?と問いかけて
首をかしげる日もあるけど
今日のちょうどいい風の匂いと
肩を並べ帰ろう

目まぐるしく流れる日々
しがみついて繋げていく
カッコ悪い俺もいいかな
中途半端より

現実はいつだって思い通りじゃない
それでも目を凝らせば
開ける視界だってある

頑張ってるさと言いかけて
飲み込んでる俺がいるよ
明日もっと誇れる瞬間に
取っておいてあげよう

リンクするのは きっといつかの夕日
素顔に戻る時間の景色にある
変わらないあたたかさ

頑張ってるか?と問いかけて
首をかしげる日もあるけど
今日のちょうどいい風の匂いと
肩を並べ帰ろう

いつも頑張ってるさと言いたくて
必死でくらいついてるよ
明日もっと誇れる瞬間に
自分を運んでいく
希望の風を連れて