比叡(ひえい)おろしの吹く夕暮れは仕方ないほど あゝ淋しくてヒュルル ヒュルルと背中で泣いて哀しい人のささやきになる貧(まず)しい女やからあなた待つしかよう知らん京都 京都 あゝゝ去りがたし祇園祭の宵山(よいやま)の夜切ない鉦(かね)を素肌で聞いた涙集めた時の川面(かわも)を浴衣(ゆかた)の帯が流されてゆく淋しい女やから憎むことなどようできん京都 京都 あゝゝ去りがたし心変りがないでもないとさんね
高速の駐車帯に車をとめてハンドルにしがみついて泣いている男を見た街の明かりはいつものように 夜をかざってる渋滞の果てには家族の小さな家「ハワイに行ってみたいなぁ」おふくろがつぶやいていつでも連れてってやるよと 笑ってこたえたどんな海だって 青くきれいだよ働いて 働いて いい人だったと悔やまれるライラ ライラ ライラ ライラ…少し休んで また歩こうかたばこも酒もやめたから いまはとても健康結構まじめ
眠れない夜は窓辺に椅子を寄せて遥かなふるさとまで 道のりをたどる瞳を閉じれば 過去(きのう)が見える忘れても忘れても 思い出す女(ひと)春の風の音に 真夏の強い雨に秋の夜長に 冬の静けさにあなたを想い 想い続けてる東京ではきっと私は暮らせない、とあなたの別れが今 優しさと分かるあれから何年 過ぎたのだろう夢ばかり夢ばかり 追いかけた日々泣いて叱る顔が 吐息が 白い指が髪の香りが 淋しげな肩が今でも
夜に咲いても 花は花朝に咲いても 花は花ましてあなたの 胸で咲く女ですもの 恋の花熱い吐息に 吐息にとける花愛を与えて 咲くも花愛を奪って 咲くも花つらい別れに 耐えかねて風に吹かれて 咲くも花泣いて一人の 一人のなみだ花一度散っても 咲けば花何度散っても 咲けば花傷もあります 過去もある女ですもの 夢もあるきっと咲かすわ 咲かすわ夢の花
そこにいる人どうしたの今にも涙がこぼれそうだよ俺にはそんなにちからはないがよければ事情をしてごらんどうせこの世は火の車泣きたきゃ泣きなよ胸のしこりをはき出しゃ少しは気が晴れるそして明日がやってくるどうせこの世を吹く風はときには冷たいこともあるが心に太陽抱いていればいつかは花咲くときがくるいつかは花咲くときがくる
友よ達者か 無事でくらすのか炭鉱をおりても 元気でいるか遠き都で ひとり見る夢はみどり色濃き 谷間の町よわが故郷は 心のふるさとわが故郷は 心のふるさと橋を渡れば 軒に紅い灯がゆれて誘った 雪どけの道北へ流れた あの娘夜の花今もやさしき瞳よ 君よわが故郷は 心のふるさとわが故郷は 心のふるさと瞼とじれば 涙あふれくる過ぎし歳月
夜はくるしのび寄る 足音に甦る きのうの夢よ終りなき 愛の嵐緋色に燃えた夜緋色に燃える夢さまよってたどりつく 闇のふところ夜はくる しじまが果てしなくきのうを 呼びもどす緋色に燃えた夜緋色に燃える夢緋色に燃えた夜緋色に燃える夢さまよってたどりつく 闇のふところ夜はくる しじまが果てしなくきのうを 呼びもどす緋色に燃えた夜緋色に燃える夢
瞳とじれば みえてくるそっとほほえみ みつめる誰か心の中に ぬくもりでひとつの光 ともしてくれた夢をつづけて とまどう私に言わないでほしい さよならだけはどうぞお願い 時間を止めていつまでも そばにいてほしい面影ゆれて ふりむけばそっとうつむき 去りゆく誰かはかなさゆえに いとおしい生きる喜び 教えてくれた明日をください こごえる私にいわないでほしい
困らせないでよもうこれ以上痩せてしまうわ惚れてる限り夢を夢を夢を飾って生きてく為にあなた一途に信じてる裏切らないで裏切らないでわたしの恋をあなたが笑ったその横顔を見れば心の傷みも解ける夢を夢を夢を飾って一人で泣いた涙いちりん口紅の色みんな消えますみんな消えます重ねた肌にこうなる筈ではなかったけれどこれでいいのよ私のいのち夢を夢を夢を飾って歩いてゆくわ花はこぼれて散ろうとも離れはしない離れはしないも
ねぇ あなたの今ラブソングには遠い昔のあの揺れる想いはあるかい?そう 時が過ぎて確かな愛ぬくもりよりも心に響く言葉もらえたりして世の中 色々あったね生き様をつくらなきゃいけないなんてベンチに肩並べ座って昔よりも景色きらめく遅くないまだ映画さえやり直す恋の話 多き時代さそう 僕らは今ラブソングでは主役さえもまだなれるよ胸が苦しい二人ならばぬくもりよりも心に響く言葉抱きしめあって喧噪逃れて向き合う涼し
振り向けば咲く想い出ばかな事もしたとそう笑えるけどつまずき、転んでは、立ち上がりあらがい、叫んで、乗り越えた不器用だった、裸足の日々はいまもこの胸に息づいてるああ 終わりなき道の果てに答えがあるそう信じて一歩、一歩、歩いて来ましたしあわせを探しながらそう、心はあの日のまま情熱の鼓動を刻み続けてます未来が見えないと嘆いては誰もが肩を落とすけれど明日も見えない場所にいた少年がまだここに暮らしてますああ
いつも遠くを見つめている ステファニー俺だけが知っている 夢さ風に舞う 胸の痛み ステファニーお前がくちずさめば そうさいつも優しい夜がくるロマンティックなお前と今 旅に出るおいで ステファニー愛さずにはいられないああ 人生の裏も表も抱きしめて 旅に出る真珠いろの街彷徨よう ステファニー俺だけに囁く夢さ粉れて まためぐり逢う ステファニーお前と飲むシャンパーニュ そうさ光に溶ける思い出ロマンティッ
指にくいこむ 想い出よりも今夜はやさしい あなたが欲しい指輪 グラスに 投げ入れりゃ抱いて抱いてと 浮き沈みきりもみしながら 身を焦(こ)がすあの日私に めかくしさせて指に通した おもいで指輪涙ぐんだら 抱き寄せてとても似合うと うなずいたあなたを信じて 燃えた夜思い切ろうと はずしたはずの指輪にあなたが キラリと光るいっそ憎めりゃ 楽なのに酔えば酔うほど 恋しくてこの手に指輪を 戻すのよ
ゆうすげは 淡い黄色よ夜に咲き 朝に散る花あなたは夜更けに来て朝帰るその度(たび)別れの匂いをおいてゆくさよならは 言わないで初めての 恋じゃないけどあなたには 命がけなのやさしさだけ欲しいと言わないわあなたと一緒に歩いてゆきたいのこの思い わかってよ山陰(やまかげ)に 咲いて散りゆくゆうすげも 命ある花あなたがただひとつの夢なのよすべてを投げ出しつくしてみたいのよいつまでも どこまでも
しらじらと明ける頃びしょぬれで帰って来た蒼(あお)ざめた顔をして一言も話もせず妹よ今は何もきくまい君の好きにするがいいだけど傷つく君を見たくはないんだよ無邪気な笑顔が消えるのが つらいんだよもう少し見ないふりしていてといった君の悲しげなあの顔が気になって仕方がない妹よ今は何もきくまい君の好きにするがいいだけどこんなにまでもせつなくさせるのはどういう男か知りたいと 思うんだよこの部屋を捨てるのか荷物
心が寒い からだが寒い恋の行方(ゆくえ) 思えば寒い悲しくなれば 二人で飲んでそれですべて 忘れるだけのこんな愛なんか いつかこわれると知りながら抱いてしまう酒に踊らさせ バラに酔わされて流れ行く ふたり 甘ったれ涙がにがい 煙草がにがい夢のつづき 思えばにがい別れましょうと いうだけいって昨日今日と おんなじ明日せめて酒場では ピアノ弾きながら楽しげに笑いころげ愛や恋なんか どうせピエロだとふざ
またひとりになりました何度目でしょうか引越し荷物もそのままで窓辺で紅茶を飲んでます恋が終ったその後は同じ部屋には住めないくせが今ものこっているのです私は駄目な女ですまたひとりになりました何度目でしょうか想い出のこった品物が段々少なくなってます恋はここらでやめにしてそっといようと考えるけどそれもいつしか忘れます私は駄目な女ですそれもいつしか忘れます私は駄目な女です
毛布にくるんだ からだを寄せて何(なん)だか今夜は 安心とそっともらす 吐息だけであなたをいじらしく 思う何にもいらない あたたかさだけ私は前から ほしかった胸に強く 顔をうずめあなたは泣きじゃくる ばかり雪どけ時に帰ろう同じ故郷だものそれまで土産(みやげ)だけでもそろえておきたいね北国生まれの お酒の強さあなたははしゃいで 歌ってる紅(あか)い頬に なればいいと心でしみじみと 思ういつしかからだ
あなたひとりに かけた恋惚れておぼれた おんなの涙つらい逢いたい 死ぬほどもえたのよ今も残るぬくもり心淋しい 雨の夜傘にかくれた おもいでひとつもえてはかない おんなの命髪のしんまで あなたに抱かれたのせめて夢で逢いたい心せつない 雨の夜雨に泣いてる 私のこころとどいていますか あなたの胸にせめて死ぬまで だましてほしかった今もうかぶ面影心悲しい 雨の夜
夜霧が降りて 道頓堀にあなたとわたしの恋の一夜(ひとよ)が うずきだす抱けばやさしい くちびるが燃えて燃えて燃えるほどわたし怖いの さよならがしのび逢いの大阪ネオンがともる 宗右エ門町よここが出逢いの憎い切ない 恋の町不幸つづきの おんなには夢が夢が散るばかり明日もあなたに 抱かれたいしのび逢いの大阪夜露(つゆ)にぬれる 心斎橋を歩けばしあわせ夢がもいちど よみがえるつくしたりなきゃ つくしますつ
そばにいたかったけど迷惑かかるから気づかれないようにこのまま 消えます置き手紙を読んだらあなたは怒るでしょう私の旅立ちをきっと 叱るでしょう金木犀よ名残が惜しいよ金木犀よ匂いある限り生まれ育った街へ今さら帰れずに2つ 手前の街暮すつもりです誰かが言っていたわふしあわせって奴は慣れてしまった方がもっと ふしあわせ私以外の誰か泣かせたくはないの涙を見るなら流す方がいい金木犀よ覚えてて欲しい金木犀よ季節
最終の汽車が出て行くあなただけを連れ去ってこの街に住めないなんてわかってはいたけれど愛しさは線路の上どこまでも続いている男なんて男なんて遠い汽笛の子守唄薄暗い駅後にして私だけが1人きり待っている誰かがいると噂で聞いていたわ悲しみに空を見上げ変わらない愛を想う女なんて女なんて月の灯りの子守唄“できるだけ早く帰る”と未練だけを残されてこの胸のかすかな痛み静かに動き出した思い出はぬくもりの外まだ寒い ベ
風に吹かれて隅田川夏の花火の淋しさは星に旅立つ人たちの笑い声など照らすから帰ろう 目を閉じ思い出の街へ妹や弟の小さな手を引きあゝ母さん待ってた優しい夕焼けの街角へ寒い心の暗がりにあがる花火のあたたかさ二度と逢えない人たちと肩を並べて見あげてる帰ろう 目を閉じ思い出の街へ流れてく灯籠の明かり伝いにあゝあなたが手を振るあゝ懐しい街角へ帰ろう 目を閉じ思い出の街へ妹や弟の小さな手を引きあゝ母さん待ってた
風が運んだ 噂ばなしに笑みながら 涙がにじむいいの いいのよ気にはしない女ですもの 待つだけよ約束はそのままに 季節はめぐりあなた今では ああ あなた今では逢えない人ですか ひどい人よいつか小さな 店を持とうと云ってくれたわ あの日のあなたそれが あれから なしのつぶて逢えるその日を 待つだけよ約束はそのままに 心は冷えてあなた今では ああ あなた今では幸せなのですか ひどい人よ遠くなるほど 浮か
一緒になれない ひとだけどほれてしまった せつなさよ浮雲みたいな 恋ひとつおぼれて悲しい いで湯町夜にかくれて 逢いにゆくしのび宿あなたのこころに すむひとを今は忘れて くれますかふたりで咲いても 罪の花無情の夜風に 散る涙声をころして 泣きじゃくるしのび宿生まれてはじめて 知りました好きでそえない 悲しさをこの世のはかない まぼろしかいつかは消えゆく さだめでも命もやして 抱きあったしのび宿
暴れる吹雪の北の空港最終便で愛を忘れるはずでした何処(どこ)にも飛べぬ二人のように燻る翼の白い影今度生まれる時には強い女(ひと)になってあなたを抱きしめたい 愛し合いたい夢の夢の夢のまた夢窓に雪が積もる笑顔でタラップ昇るはずでしたきれいに思い出閉じて手を振るつもりでした名前ばかりの早春(はる)が巡る街未練模様の白い空今度生まれる時にはもっと好きになっていいですか別の誰かとあなたが出逢う前に二人めぐ
瞼(まぶた) 閉じれば遥か 故郷(ふるさと)知らず 知らずに涙があふれる今日まで生きて来た険しい道のりに思い出だけがなぜか 目に染(し)みるあっという間の人生の途中足を止めてここらで休もうか?ああ 連れ添って来た愛しき女(ひと)と美しい黄昏を振り返ろうか?涙拭った俺の掌(てのひら)そっと 開けば運命が見えるまだまだ 続いている一本道の先いつかは 今日も遠い地平線あっという間の人生の途中休む場所はど
スコッチをダブルで 氷浮かべてくれこの街もすっかり さびれてしまったねこの写真の女 心あたりないか?何年も昔さ 面影も変わるね窓の外は砂漠椰子の上には青い月あばずれだったけどオアシスみたいな女だったバーテン もう一杯酒を作ってくれないかその女(こ)の夢を 不思議によく見るよ人は夢の中じゃ 年をとらないもんさこの先のホテルで 逢い引きしたけれど今日訪ねてみたら 空地になってたよ窓の外は砂漠人の心と同
泣くな妹よ 妹よ泣くな泣けばおさない 二人して故郷をすてた かいがない遠いさびしい 日暮の路で泣いてしかった 兄さんの涙の声を わすれたか雪も降れ降れ 夜路のはてもやがてかがやく あけぼのにわが世の春は きっと来る生きてゆこうよ 希望に燃えて愛の口笛 高らかにこの人生の 並木路
背のびして見る海峡を 今日も汽笛が遠ざかるあなたにあげた 夜をかえして港、港 函館 通り雨流す涙で割る酒は だました男の味がするあなたの影を ひきずりながら港、宮古 釜石 気仙沼出船 入船 別れ船 あなた乗せない帰り船うしろ姿も 他人のそら似港、三崎 焼津に 御前崎別れりゃ三月 待ちわびる 女心のやるせなさ明日はいらない 今夜が欲しい港、高知 高松 八幡浜呼んでとどかぬ人の名を こぼれた酒と指で書