MISS KISS(ミス・キッス) — 桜田淳子

誰のための赤い唇
MISS KISS MISS KISS
あまりに悩まし過ぎる
夏の夜は恋の泥棒
眠りに落ちれば
誰かが窓から入る

闇夜に盗まれたら困る
月の夜に愛をそえ あげる
深い海の眠りの美女には
小指をふれても
重たくきびしい罪になる

ぬれた肌にからむビキニは
男の火薬に
真赤な炎をつける
君のために誰も彼もが
ゼンマイ仕掛けの
野獣に変ってしまう

砂の上のサボテンの花よ
可憐に見えても
チクリとつき刺すとげがある

君がもしも浮気者なら
誰もが突然
しあわせ気分になれる
赤く熟れた甘い罠
M・I・S・S K・I・S・S
MISS KISS
見つけながら深いためいき
M・I・S・S K・I・S・S
MISS KISS

誰のための赤い唇