あなたのすべて — 桜田淳子

もうどこへも行かないで お願いです
とてもひとりでは 明日から
歩けないのです
あなたの手 あなたの目 あなたの胸
いいえそのすべて近くに
感じたい私です
そっと重ねたあなたのくちづけを
愛と思ってもいいのでしょうか
むらさきの夜に白い花が咲いて
そして季節が春になって行ったのです

手を出せば指先が ふれる場所に
いつもいてくれる あなたで
あればいいのです
わがままを 責めないで お願いです
だけどそれ以外何にも
望まない私です
強く握ったあなたの手のひらに
明日を信じてもいいのでしょうか
あたたかい風に長い髪がゆれて
そして季節が春になって行ったのです

むらさきの夜に白い花が咲いて
そして季節が春になって行ったのです