誰のせいでもない — 斉藤由貴

あなたは 何んにもわかっていない
列車過ぎて 今 遮断機あがる
激しい雨降る 踏み切りはさみ
もう そこには 気配すらも消えてた

何もかも話すのが いいとは限らない
憎むのは耐えられない 言葉では言えない理由が
あるのも二人知ってた 誰のせいでもないね
涙がこぼれて 唇震えた後で
さようならと さようならと 言わせて

踏み切りはさんで 見つめあったね
目が悪くて あなたの顔ぼやける
どうして私は 笑っているの?
これきりもう 逢わないこと知ってて

いつの日か お互いにわかりあう日が来る
皆 歴史繰り返すと 誰もそう教えるけれど
二人には二人だけよ 今はわかりたくない
静かな 終りの時間に 抱きしめられる
ごめんなさい 愛してます 今でも

何もかも話すのが いいとは限らない
憎むのは耐えられない 言葉では言えない理由が
あるのも二人知ってた 誰のせいでもないね
身体が凍えて 全てが遠のいたなら
さようならと さようならと 言わせて