パッセージ — 工藤静香

海岸線 飛ばして
やって来た 2人きり
いつものグループ抜け出して…
顔馴じみ ダイナー
席順も決まってる
いつか ふり返るパッセージ
風が吹く 海辺夏の日々の話し声
砂の上で 踊るの…

笑っちゃう きっかけね 思いきり肩を叩いて
誰かの名を呼び
手をつなぎ横顔を 確かめた時に気づいて
ごめんと 言った人

半年以上だね
君のこと 見つめるの
恋しているってわからない
生命さえ 忘れる
愛し方 してないし
いつか振り返るパッセージ
ボンネット 指で触れてみれば 冷たくて
きっと 明日の予感ね…

今だけは 楽しいよ それさえ疑うべきじゃない
茶色のダッフル
シルエットいつまでも 瞳の奥に覚えてる
そういう 気がするの…

いつの間にポケットに 入れてくれた私のコーヒー
いきなり 熱くて
穏やかな昼下がり だけど今日は忘れないね
そういう 気がするの…