心はおまえに置いて行く — 川口哲也

おまえの涙 指で拭き
そのまま腕に 抱きしめる
愛してみても どうにもならぬ
恋の運命(さだめ)の すれ違い
たとえ別れても 二人はひとり
心はおまえに 置いて行く

俺と出会って いなければ
静かな暮らし あったのに
噂になれば おまえがつらい
だから別れを 決めたのさ
きっともう二度と 恋などしない
心はおまえに 置いて行く

別れの時を 伸ばしても
なおさらつらく なるだけさ
忘れはしない いついつまでも
髪の匂いも 唇も
遠く離れても 二人はひとり
心はおまえに 置いて行く