見えぬ所も 手抜きはしない励(はげ)む手仕事 ひとすじに汗水流して 働く者にきっといい日が 来て欲しい…星も肯(うなず)く 夜の空きらめく満天 夢明り家族そろって 夕餉(ゆうげ)を囲むそれが幸せ 何よりも苦労の涙が いつかは花に肩を寄せ合い 生きて行く…路地にこぼれる 笑い声優しくしみます 夜の風悔し涙を 飲み込む夜ふけわかる人には わかってる真っ直ぐ真面目(まじめ)に 生きてる者にきっといい日が
あなた あなたあなた一人が いるだけで私の人生 えびす顔冬の坂 いくつか越えて結んだ絆つなぐこの手に 照れるひと二人の幸せ 春は桜の夢が咲く泣いて 泣いて泣いて笑って また泣いて苦労で覚えた おもいやりあの夜を 忘れはしないあなたの涙今日はぶらりと 縄のれん二人の幸せ 春は桜の夢が咲くこころ こころこころ重ねて 肩寄(かたよ)せて似た者同士が 惚れている散る時は 一緒と決めたふたつの生命(いのち)
駅を下りれば 海峡がここまで迫(せま)って 来るようでひとり立たずむ 湾(いりうみ)は群れ翔ぶカモメに 息を呑む三陸女川(おながわ) ここへ来たあなたを忘れる 旅路ですいつか港に 夕闇が海からかぶさり 始まって旅の寂(さび)しさ つのります遠くの町まで 来たものと三陸断崖(きりぎし) 風の音身を引く女の 胸の内漁船(ふね)を出す人 送る人港のしあわせ ここにあるそんな暮らしに ふと触れて灯りがとも
今、来たばかりと あなたが微笑(わら)う息を切らして 駆け寄る私片目つむって 「ごめんね…」とそうよ人待つ 生き方をいつか忘れて いた女うしろ姿も はずむのよあなた止まり木 夕咲きの恋ひとりの時なら 素通りしてる知らぬままです 赤提灯も二人づれって 素敵よね酔って背中に 負ぶさってふいに黙って 涙ぐむこんな私で いいですかあなた止まり木 夕咲きの恋しずかに抱かれて 眠りに沈む先(さき)の約束 した
生まれた時から 女には背負った苦労が 男とちがう母から学ぶ 笑顔と我慢恋が教える せつなさつらさ泣いちゃ駄目 泣いちゃ駄目 泣いちゃ駄目花咲く日は来る さくら川流れる落葉を 今日も見た自分を棄てたら 希望(のぞみ)も消える故郷(ふるさと)呼んで 励ますこころ寒い風にも 負けたりしない明るくね 明るくね 明るくね花咲く日は来る さくら川二人をぬらして 日照り雨喜び悲しみ 水面(みなも)にゆれるあなた
好きよ 好き好き 好きなのよ寝てもさめても あなただけ死ぬの生きるの 切ない思い逢えばころりと 替り玉今鳴いたカラスが もう笑う女ごころは アンアアーアン 秋の空燃えて 燃やして 燃えつきて夢に飛びたい 赤とんぼ骨になるまで おんなは女だからいつでも 恋化粧今鳴いたカラスが もう笑う女ごころは アンアアーアン 秋の空泣いて 泣かして 泣かされて恋に理屈は 梨の花咲いてこぼれて 熟して実る味は食べな
春は二度来る 三度来る涙もいつかは 花になる散った恋なら つらくても笑顔で見送る 潔(いさぎよ)さ…未練断ち切り 明日を待つ春は二度来る 三度来るどちらが騙した 訳じゃない胸の痛みを 傷跡をお酒で酔わせる 雨の夜…つらさ堪(こら)えて 明日を待つ春は二度来る 三度来る別れに強がる 悪い癖消したつもりの 面影が瞼(まぶた)を閉じれば また浮かぶ…愚痴をこぼさず 明日を待つ春は二度来る 三度来る幸せ微
送る人ない 女の旅に従(つ)いて来たのか 港から明かり点して船の後追う 海峡蛍消しても消えない この胸の未練火見るよで 辛くなる愛を信じて 尽くして来たがいつか背いた あの人は同じ運命の恋に泣くのか 海峡蛍積み木と同じで もろいもの壊れて気が付く しあわせは海で迷子に ならないように早くお帰り 岬まで名残り惜しそに闇にまたたく 海峡蛍私のことなら 大丈夫芯なら強いの 見掛けより
川は逆(さか)さに 流れはしない雨は下から 降りゃしない花は散っても 実は残る女でなければ 出来ないものをいつかこの手で 掴(つか)みたい情(なさ)けこぼれ灯 拾って歩きゃきっと出逢える 夢もある愚痴(ぐち)は奥歯で 噛みしめて女は死ぬまで いのちの花を咲かせつづけて 生きて行く春のひだまり 抱きしめながらぬれて艶(いろ)ます 花菖蒲(はなしょうぶ)恋は明日の 道しるべ女の決め手は 真心(まごころ
「さあさあさあ 道をあけておくれ おんな神輿のお通りだよ。このおまつりのために一年三百六十五日 女をつとめているんだよ。花のお江戸 火消しの親分 め組の辰五郎さんじゃないけれど、いまのご時世、女は度胸 男は愛嬌…今年のまつりに 花そえるためお役にたてばとやってまいりましたおんな衆。おっと出しゃ張り女じゃございません。」?遠い神代の昔から 女ならでは夜も明けぬ(デモネ)粋な男にゃ 粋な男にゃ 乙にす
ハアー 天のめぐみの 陽をあびてハアー 田んぼ畑は 生きている 生きている爺さまいつも 言(ゆ)うとるよ米のひとつぶ ありがたや ハァーアア… 嬉しいね(独白)「田んぼさん 田んぼさん 昨日はありがとうございました。今日もよろしくお願い致しますね。こうやって今は、田んぼや畑仕事を始める前にちゃんと言えるけど、お嫁に来た頃は何にも言えなくて、よくじっちゃんやばっちゃんに叱られたわ。都会で暮らすもんは
枝葉の落ちた 柿の木は静かに来る春 待っている桃栗三年 柿八年わたし努力が 足りないですか頬をよせれば 聞こえてきます頑張りなさいと 柿の実の詩汗ばむ頃に 柿の木にちいさな黄色の 花が咲く逢う人去る人 めぐる季節つらい別れを 心の糧に住めばこの街 優しさ匂う私をささえる 柿の実の詩子供がのぼる 柿の木を見てたらあげると 朱(あか)い実を甘柿渋柿 夢の味こんなところに 幸せひとつどんなときでも 一人
雪の匂いは 津軽の匂い情けぬくもり ストーブ列車胸のいたみを 絶ち切るために涙 海ぞい 鯵ヶ沢(あじがさわ)…せめてひととき 傘踊り姉っこ どこさ行く いそいそと波の花散る 小泊岬なぜに溶けない 心の氷柱(つらら)風にじょんがら 背中を押され十三(とさ)の砂山 五所川原(ごしょがわら)…和(なご)む花茣蓙(はなござ) 傘踊り旅の終わりは 十和田と決めて雪の津軽を 西から東リンゴ畑も お岩木山も冬を
船は男の 度胸で捌(さば)く浜は女の 根性で仕切る留守の番屋は 任せておきな千島親潮(ちしまおやしお) 海明(うみあ)け夜明(よあ)け無事と大漁を シャシャンと〆(し)めてエンやドット ドドンとドットソレ 花咲(はなさ)き港(みなと)だよ惚れて惚れぬき 押しかけ女房苦労承知で あずけた命情け手作り 龍神さまの赤(あか)い共布(ともぎ)れ お守り袋無事と大漁を シャシャンと〆めてエンやドット ドドン
生きるこの世の 近道よりも今は我慢の まわり道心通わせ 二人なら負けはしません 苦労には…肩寄せながら ひだまり坂を歩く夢みて 生きて行くそばにいてくれ これから先も絆(きずな)ひと文字 つなぐ指つらい時には いつだって貸してあげます この膝を…木洩れ日揺れる ひだまり坂を歩く夢みて 生きて行く惚れてひとすじ 添い遂げられりゃ女心の 嬉し泣きあなた好みの 口紅は色も春待つ さくら色…明日(あした)
縁という名の 出逢いがなけりゃ夢も咲かずに 枯れるだろ人はひとりじゃ 何にも出来ぬ扶けられ… 支えられ…でかくなるのさ 人間は恋だ愛だと 理屈を云うが縁があるから 結ばれた不足ならべりゃ きりないけれどいたわりと… 思いやり…それが倖せ 招くのさ縁と縁とが その手をつなぎ生きる世間に 輪をつくる人の値打ちは 誰でも平等称えあい…
ようやく海明け 流氷が北へ戻った オホーツク男と女の 知床番屋これからしばらく 恋休み漁師は船出が 早いから甘えちゃいけない 夜明けまで一目で私が 惚れたのか先に貴方(あんた)が 口説(くど)いたか男と女の 知床番屋いつしか二人は 恋祭り全てを許した あの夜(よ)からぬくもり恋しい 腕まくら大漁祈って 岸壁で船を見送る オホーツク男と女の 知床番屋今年でそろそろ 恋納(おさ)め親御も承知の 仲なら
今年の冬は 心も荒れて遠い春ですね別れをずっと 目隠ししてた夢が醒めぬよになぜですか きっと終(つい)の恋だから命ごと ぎゅっと抱きしめて…ひゅるひゅる ひゅるひゅる 雪が舞うひゅるる 乱れ舞うひゅるひゅる ひゅるひゅるあなた あなたを探してるわかっていたの いつかは都会(まち)に帰る男(ひと)だから幸せ過ぎた 二人の日々は二度と戻らない罪ですか きっと永遠(とわ)の恋だから涙ごと そっとくちづけ
初(はず)めで口(くぢ)に すっけれどおらはあんだのことが 前がら好ぎだったあんだは 鈍い人だがらまったぐ気づいて くれねくて誰(だい)にも言わねいで一人すて 悩んでだ酔った振りすて 言うびっちゃラブレターば 書いでみっぺがななすて なじょすて なじょすっぺなすて なじょすて なじょすっぺ沖のサンマに 相談すてみっかああ女川 純情物語ちゃっけい頃は 泣き虫でいづもおらぁのあどば 追っかげで来たのに
あんなにも 好きだった きみがいた この町にいまもまだ 大好きな あの歌は 聞こえてるよいつも やさしくて 少し さみしくてあの頃は なにもなくてそれだって 楽しくやったよメロディー 泣きながらぼくたちは 幸せを 見つめてたよなつかしい この店の すみっこに 置いてある寄せ書きの はじのほう きみと書いた ピースマークみんな 集まって 泣いて 歌ってたねあの頃は なにもなくてそれだって 楽しくやっ
別れの朝 ふたりはさめた紅茶 のみほしさようならの くちづけわらいながら 交わした別れの朝 ふたりは白いドアを 開いて駅につづく 小径を何も言わず 歩いた言わないで なぐさめは涙をさそうから触れないで この指に心が乱れるからやがて汽車は 出てゆき一人残る 私はちぎれるほど 手をふるあなたの目を 見ていた言わないで なぐさめは涙をさそうから触れないで この指に心が乱れるからやがて汽車は出てゆき一人残
病葉(わくらば)を 今日も浮かべて街の谷 川は流れるささやかな 望み破れて哀しみに 染まる瞳に黄昏(たそがれ)の 水のまぶしさ思い出の 橋のたもとに錆ついた 夢のかずかずある人は 心つめたくある人は 好きで別れて吹き抜ける 風に泣いてるともし灯も 薄い谷間をひとすじに 川は流れる人の世の 塵(ちり)にまみれてなお生きる 水をみつめて嘆くまい 明日は明るく
枯葉散る季節になって靴音さえも消えました何故でしょうか…淋し過ぎて 胸の震え止まらないコート無しの身体寄せて歩く二人は恋人なのに追いかけても今あなたの 心何処に遊んでいるのいつも通りにあの角まで送ってくれますか?ふりむかないで お別れに心が心が乱れます…黄昏の街を行く 一人ぼっちの長い影離れてても あなただけは陽ざしの中 歩いてほしい…あなたをもっと知りたかった私をもっと見せたかったそれも無理ね…
やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさそんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分らないさ波止場に出れば カモメがブイに2、3羽一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのがあたしは好きなのさカモメよ カモメよ淋しかないか帰る故郷があるじゃなしおまえも一生 波の上あたしも一生 波の上あ~ あ~ ドンブラコいろんな人が居たし いろんな人が居なくなった泣いてくれるのは 
可愛いおまえが あればこそつらい浮世も なんのその世間の口も なんのその母は楽しく 生きるのよ可愛いお目目よ 丸い手よ見れば撫でれば 悲しみも忘れていつか 夢の国母は涙で 笑うのよつらい運命(さだめ)の 親子でも吾が子は吾が子 母は母神様だけが 知っているたまに逢う日の 子守唄
いまでは指輪も まわるほどやせてやつれた おまえのうわさくちなしの花の 花のかおりが旅路のはてまで ついてくるくちなしの白い花おまえのような 花だったわがままいっては 困らせた子どもみたいな あの日のおまえくちなしの雨の 雨の別れがいまでも心を しめつけるくちなしの白い花おまえのような 花だった小さな幸せ それさえも捨ててしまった 自分の手からくちなしの花を 花を見るたび淋しい笑顔が また浮かぶく
別れることは 死ぬよりももっと淋しい ものなのね東京をすてた 女がひとり汽車から船に 乗りかえて北へ ながれる…夜の海峡 雪が舞う砕けた恋に 泣けるのか雪がふるから 泣けるのかふたたび生きて 逢う日はないとこころに決めた 旅なのにみれん 深まる…夜の海峡 わかれ波いのちと想う 愛も無く海の暗さが 眼にしみる汽笛よ 波よ おしえておくれ私の明日は どこにあるこころ 冷たい…夜の海峡 ひとり旅
こらえきれずに 飲む酒が涙まじりの 味がする生まれた時から 運命(さだめ)の川に流れ流れて 辿り着く女の幸せ なぜ なぜ遠い苦労ばかりの 昨日今日せめて優しさ 抱きながら淋しい夜は はるかな空に母の母の 面影を女の幸せ なぜ なぜ見えぬ夢を追いかけ 負けないで越えてゆきます これからも辛さ重ねて 我慢の道をいいのいいのよ 迷わない女の幸せ なぜ なぜ遠い
裏町屋台で ついほろり涙を隠した つらい酒恨んではみたけど やっぱり駄目ね夜ごと窓打つ 風の声あなたもしやと 心が騒ぐよせばいいのに 意地をはり返した言葉が あだ情けごめんねとひと言 やっぱり駄目ね言えば良かった あの時にじんと切なく この身が痛い今度もいちど 生まれたら二度とはしないの 恋苦労優しさと思いやり やっぱり抱いてきっと生きます 明日から強い女に なります私
明日(あす)の決まった 人生なんてこの世に生まれた 甲斐がない泥んこぬかるみ 乗り越えて信じたこの道 独(ひと)りゆく一世一代勝負賭けるさ おとこの夢に俺の生きざま 嘲笑(わら)った奴に見せたい魂(こころ)の 意地ひとつ可愛いおまえにゃ すまないがお預けなんだよ 色恋は一世一代負けはしないさ 浮世の風に他人(ひと)を泣かせて 出世をしても拍手はこないさ 何処からも世間に踏まれて 叩かれて大きくなる