ざんねんソング — 守屋浩

向こう通るは女学生
三人並んだ その中で
モストビューティーが目に浮かぶ
色はホワイト 目はパチリ
むすんだ唇 あいらしや
もしもあの娘が 彼女なら
僕も増々勉強して
優等で卒業したからは
ロンドン、パリーをまたにかけ
三年 五年 また五年
無事に帰ったその時にゃ
あの娘は誰かの 妻だった
ざんねんだ ざんねんだ
ざんねんだったら
寝てしまえ

山の彼方の空遠く
その又向こうへ行ったなら
可愛い娘がいると言う
そこで腹きめ旅支度
手甲脚絆に身をかため

わきめもふらずに歩き出す
丁度その時後ろから
そろりそろりと ついてくる
ほんに可愛い娘さん
チョイト振向きゃ 良いものを
背中に目がない 悲しさは
彼方見つめて まっしぐら
ざんねんだ ざんねんだ
ざんねんだったら
寝てしまえ