夕陽しぼり坂 — 大石まどか

祭りの山車(だし)には からくり人形
古い街並み 有松(ありまつ)は 夕陽のしぼり坂
鹿(か)の子 巻き上げ 柳のしぼり
わたしは胸の 涙をしぼる

ああ にぎわいに 背中を向けて
まだあの人 想ってる
今も抜けない 恋の括(くく)り糸

出会いも別れも 突然でしたね
ほんのつかのま幸せの 風がすり抜けた
時はあの日の サヨナラすらも
いつしか淡い 思い出にする

ねぇ さびしいね 男と女
なぜこころが すれ違う
好きになるほど なぜか傷つけて

ねぇ さびしいね 男と女
なぜこころが すれ違う
好きになるほど なぜか傷つけて