青春の電車 — 南沙織

いつまた逢えるのでしょう
泣き虫だったあなたいまも
ひとりで大丈夫かしら?
私がいなくても
陽の差す窓辺でレースあみながら
あなたの名前くり返していたら
またひと針まちがえた

いつかはもどって来てね
想い出ゆらぐ部屋にきっと
過ぎゆく青春(はる)の電車に
乗り遅れないでね
あんではほどいたテーブルクロスも
あなたがここに帰ってくる日まで
きっと作っておきます

本気で喧嘩したけど
離れてみればわかる気持ち
ごめんねわがままだった
私が悪いのね
あやまりたくても相手がいないわ
あなたはとても粋な喧嘩友達
私はただ待つだけよ