命はひとつ 人生は1回だから 命をすてないようにネあわてると つい フラフラと御国のためなのと 言われるとネ青くなって しりごみなさいにげなさい かくれなさい御国は俺達 死んだとてずっと後まで 残りますヨネ失礼しましたで 終るだけ命の スペアは ありませんヨ青くなって しりごみなさいにげなさい
北風の中長い旅だった君の顔からあまり離れてた君がいないで淋しいよ便りを出そう もっとゆっくり書こう何といえば わかってもらえる君がいないで淋しいよ君のうなじに夜の優しさを見つけ君のくちもとと夜露が恋をしてでもそれはぼくの思い違いだろうかそれとも今じゃておくれだろうか君がいないで淋しいよ北風の中長い旅だった君の顔があまりに離れてた君がいないで淋しいよ
なんにも出来ないお前さんたちと なんにも出来ないこの俺じゃなんにも起らないだろうけどさ でも 今日は徹夜だぜあたいの人生なんて つまらんことばかしわけのわからんことの つみかさなりだったよ昼すぎふとんからはい出して 朝方ふとんにもぐるまでわけのわからんことの つみかさなりだったよあんたたちの人生なんて つまらんことばかしわけのわからんことの つみかさなりだったよねそれがどうしてこんなところで なん
何にも知らない お人好しのぼくは友からいつの間に 裏切られていたのかも知らず何にも知らない お人好しのぼくは恋人がいつの間に 心変わりしていたのかも知らずいつも一人で 友情のことを思いいつも一人で恋人との将来を夢見ていたのでした。何にも知らない お人好しのぼくが事実を始めて知ったとき何にも知らないほうが しあわせだったのにと教えた友を恨んだものです。ぼくだって知らず知らずのうちに 人の心を傷つけて
屋台じゃ 焼そば20円 焼酒が25円で靴は水のしみるものさシャツとはボタンのとれるものさいつでも風が吹いていた待っても都電は来るもんか穴ぼこだらけのアスファルトになんでもないからならずものだってさ純情かれんなすれっからしだってさやる気がないからやくざにゃなれずたかだか女にたかるだけてんからてんてんすっからかんのからっけつこんこんからせき 空っ風あかはた 墓ほり ゼニの虫こがらし こがらし こがらし
夕焼けトンボは なぜ赤い俺の涙を 見すぎたのだろうネ泣けないお前は かわいそうだネ泣けないお前は かわいそうだネ夕焼けトンボよ どこへ行くお前もかくれて 泣きたいんだろうにネ泣けないお前は かわいそうだネ泣けないお前は かわいそうだネ
笑いとばすことは 苦しいもんだョ窓を開けても つらいだけだョ今にも雨が降りそうだからいつも あんたは 一人ぼっちなんだョ背のびしたって とどかないョ寝ころんでいては 寒いだろ今に あくびが 首をしめるョいつも あんたは 一人ぼっちなんだョ両足そろえ 靴ひもむすんで両足そろえ 靴ひもむすんで出よう頭をかかえたって すくわれないョ耳をすましても 遠くは見えないョ今に笑い声で 目が覚めるョいつも あんた
退屈な女より もっと哀れなのは悲しい女です悲しい女より もっと哀れなのは不幸な女です不幸な女より もっと哀れなのは病気の女です病気の女より もっと哀れなのは捨てられた女です捨てられた女より もっと哀れなのはよるべない女ですよるべない女より もっと哀れなのは追われた女です追われた女より もっと哀れなのは死んだ女です死んだ女より もっと哀れなのは忘れられた女です
お天頭さまがぼくをさそってくれたなつかしい唄を ささやいてくれた耳もと かすめて通る そよ風を見た風が唄う時 心はゆらぐ僕は さすらいの児気ままな 風さだから そう僕はさすらいの児でいよう悲しいことを いっぱい 背中にしょって小さな 小さな唄を 片手にもって聞かせてあげようか 風の便りを僕は君に唄う どこへ行こうと心の中にまで 北風が吹かぬよういつか君の涙 風がぬぐってくれるよそれでも さすらいの
京都の秋の夕ぐれはコートなしでは寒いくらいで丘の上の下宿屋はいつもふるえていました僕は だれかの笑い顔が見られることよりうつむきかげんの彼を見つけたかったんですひもじい気持も あまりに寒いせいか感じなかったようですただ たたみの上で寝ころびたかったんですやさしすぎる 話のうますぎる彼らの中にいるよりうすぎたないカーテンのむこうの裸電球の下に すわりたかったんです彼はいつも誰かとそして なにかを 待
白いトビラを開けて 一休みドッグサンドに コーヒーを一杯兄さん エプロン 似合います帝塚山 3丁目の 白い家白いカウンターに新聞広げ今日は帰ってから テレビを見よう姉さん お皿洗います帝塚山 3丁目の 白い家兄さんマスター 姉さんチーフ二人はいつも 並んでいますたばこ屋の角を まがった所窓には ハンカチ エプロン アップリケあの娘に これを 買ってやろうかな帝塚山 3丁目の 白い家路面電車が 走り
一人ぼっちになりたいと 思う人ほどさみしい人大声出して 笑える人の涙ほど美しいもの一人ぼっちで死んで コオロギのようになりカラカラになってからっ風に 飛ばされようか
笑い話は泣きじょうごくだまきゃ あいつは逃げて行く理屈聞いてる 暇はないこのまま いつまで かくれていよかむせび泣くよな 節回しどうでもいいけど ヒネクレ男苦しまぎれの ヤケッパチ優しい目つきに ホレ女だまし盗るのは ハシタ金だまされ ウラムは おかどちがい唄は世につれ 風まかせコンコン唄うは キツネかタヌキ昨日は労音 今日民音どこまで歩けば こがね虫どっちに転んでも インテリヤクザこのまま いつ
小さくなって暮らしましょうようす目を開けて 歩きましょう小股 内股 背をかがめ必ず両手は ポケットに女々しく 女々しく 暮らしましょうよねできれば日かげを えらびなさい人ゴミの中は さけなさい野次馬根性は いけませんよ見ないように 聞かないように女々しく 女々しく 暮らしましょうよね他人を信じちゃ いけませんよ祖国を愛するなんて 信じるなんて泣かないうちに おやめなさいできれば あなた自身も信じぬ
生まれるって つらいね死ぬってことは さみしいねだからその間に つかもうちっとばかしの 愛するってのを
いくら歩いても いくら歩いても悲しい気持ちは かわらないああ まっぴらさせまい 4帖半で せまい4帖半で足腰 たたねえああ まっぴらさパンとラーメンで パンとラーメンで毎日 パンとラーメンじゃああ まっぴらさ寒いのはもういやだ 寒いのはもういやだおいらのハートは カチカチさああ まっぴらさおいらの持ってる金じゃ おいらのもってる金じゃ電車賃 高くて出られないああ まっぴらさだけど おいらにゃ足があ
もうずい分 昔のはなし大東亜戦争のころ日本空襲 花ざかり大日本帝国 苦戦中沈黙続けていた 一人の男神国大和の国のためもうがまんできんと馬にのり全国各地をかけめぐる空襲のがれた おもちゃ屋で花火をたくさん 買い集め花火の火薬をぬきとって大きな爆弾 2個つくる大日本帝国 すくう道最早 これしかないんだと大きな爆弾 2個かつぎ太平洋を泳ぎだしたアメリカよ まだかまだかとふんどし1つに 刀を下げて急がねば
女というものは ウソツキでシャベリで バカだと 誰かが言ってたよそんな事はありませんと 僕は言う僕は一人で 反対していますたった一人 僕は 女の味方です女よ 女 だから女よちょっと僕のところへ 寄り道しませんか僕のおよめさんになって下さいな
寒いある朝 窓辺で立っていたらかあちゃん連れて行く天国の車がやって来たやがて俺達一人ぼっちになるのかなでもよー俺が死んだらまた母ちゃんに会えるよネ車屋さん車引きさん 静かにたのみますあんたが連れてゆくそれは寝てる母ちゃんだからネやがて俺達一人ぼっちになるのかなでもよー俺が死んだらまた母ちゃんに会えるよネ涙こらえどこまでも 車の後を追いかけるでも母ちゃんが墓に入る時目の前がかすんだヨやがて俺達一人ぼ
地主 金持は わがままもので役人なんぞは いばるものこんな浮世へ 生まれてきたがわが身の不運と あきらめるお前この世へ 何しにきたか税や利息を払うためこんな浮世へ 生まれてきたがわが身の不運と あきらめる米は南京 おかずはきなこ牛や馬でも あるまいし朝から晩まで こきつかわれて死ぬよりましだと あきらめる汗をしぼられ 油をとられ血を吸いとられてその上にほうり出されて ふんづけられてこれも不運と あ
愛しておやり 彼をわかるネ お前は女おいしいものを つくっておやり彼が好きな みそ汁をまわりの人とは 仲よくおやり近所の子供が なつくようしゅうとめさんとは 仲よくおやりつらい涙は 見せぬよう内職するなら 昼のうち彼がいる時 せぬように押売り来たら うまくお返しコジキの人には 10円おやりうすく化粧はするように彼がお前を 見直すさきれいなエプロンするように彼がやさしく ほほえむようにしもやけ あか
奴を埋めるにゃ金はなしお役人が死体を横目でにらみ鼻をつまんで 出した金1万 642円3分待ったら 葬儀屋がジャンパー姿でやってきた入ってくるなり 出た言葉あと 2万円はいりますぜ葬式にも いろんな型が あってねこの死体にゃ悪いけど 霊柩車はつきませんでも そう きっと 友達が花束 送ってくれるでしょうよ2日たって 坊主がやってきた光った 自家用車でね衣のシワを気づかい説教請求が 2000円赤土の中
ネェ お前さん方よ ゼニをいやしいものと思うなら言っとくが その考えは まちがっていますよこの世はつめたいよ ゼニがなけりゃそう ここにいるあんた達にも言える事ですよゼニの力が働けば この世は金色さ凍ってたものも溶けて 日にあたたまるネェ お前さん方よ ゼニなどくだらんものと思うなら言っとくがその考えは まちがっていますヨこの世はさみしいよ ゼニがなけりゃそう お前さん方は飢えるだろうし てあたり
悲しい時にゃ 悲しみなさい気にすることじゃ ありませんあなたの だいじな 命にかかわることも あるまいしそうです それが 運命でしょう気にすることじゃ ありません生まれて 死ぬまで つきまとうのは悩みというものだけなのですよ