男の酒場にゃ 暖簾がいいね人情に沁みた 心があるよ雨に夜風に 振りまわされた ああ…男浮世の男浮世の 味がする男の酒なら 徳利がいいね人肌なんて 心があるよ烟る世間に すすけちゃいるが ああ…男手酌も男手酌も しんみりと男の酒場は 屋台がいいね誰でも酔わす 心があるよ呑んべ気質が 浮かれて騒ぐ んん…男同志の男同志の 酒処
持って生まれた 運命まで変えることなど 出来ないと肩に置いた手 ふりきるように俺の背中に まわって泣いたあれは… おゆきという女少しおくれて 歩く癖それを叱って 抱きよせたつゞく坂道 陽の射す場所に連れて行きたい このまゝそっとあれは… おゆきという女湯気に浮かんだ 茶柱で明日を占う 細い指どこか不幸がとりつきやすいそんな気がする ほくろがひとつあれは… おゆきという女