波のナ―― 波のてっぺん 打(ぶ)ち殴る土佐の漁師の 舵さばき海の稼業はヨ時化の数だけ 度胸も坐(すわ)る船霊(ふなだま)様の 清め酒ぐいと呷(あお)って ぐいと呷って 大漁 男の錦船俺のナ―― 俺の漁場(りょうば)の 守り札今年八十の 母の笑顔(かお)無事の帰港(かえり)をヨ祈る岬の 龍神ほこら逆巻き吼える 黒潮は暴れ海流 暴れ海流 大漁 男の命船炎(も)えるナ―― 炎える意気地の 海千里無心無
津軽じょんから 雪舞う頃か涙も凍る 五所川原しばれ三味線 この指に息を吹きかけ 温(ぬく)めてくれた母の優しさ あたたかさ心に沁みいる 望郷子守唄津軽じょんから お岩木山に誓った夢は まだ遥かいつか錦を 飾るまで帰りたいけど 帰れはしない遠い故郷(ふるさと) 瞼(め)に浮かぶ幼いあの日の 望郷子守唄津軽じょんから 祭りの頃か夕陽に浮かぶ 立佞武多(たちねぷた)夏の終わりを 惜しむよに北国(きた)の